土砂災害の前兆とは?
大雨のとき警戒しなけばいけないのが、土砂災害です。
『がけ崩れ』の前兆は、
①がけに割れ目ができたとき
②がけから小石がパラパラと落ちてくる
③がけから水が湧き出てくる
過去のがけ崩れの前に、起こった例として知られています。
『土石流』の前兆は、
①川の流れに流木が混ざる
②大雨なのに川の水位が下がる
これは川の上流で木や石や流れをせき止めていることが考えられ、その『つかえ』が取れると、一気に土石流が押し寄せ、危険な状況になることが考えられます。
③山鳴りがする
また川でなくても、近くの山で『山鳴り』がしている時も土石流の前触れとして知られています。
最後に『地すべり』です。
まず地すべりとは、斜面の一部や全体が動く現象です。
この地すべりは、山がため込んだ地下水がおもな原因として考えられ、沢や井戸の水が濁る、斜面から水が噴き出すといったことが知られています。
『おやっ、いつもと違うな』と思ったら、まず安全な場所に避難し、そのあと、市町村役場などに連絡してください。