線状降水帯の情報 どんな時に発表される?

今月19日(月)と20日(火)に奄美地方に「線状降水帯」が発生したという情報が気象庁から発表されました。その「線状降水帯」の情報はどんな時に発表されるのか、発表基準を見ていきましょう。

「線状降水帯」が発生した場合、気象庁からは「顕著な大雨に関する気象情報」として発表されます。その発表基準は4つあります。

まず1つ目、5キロメートルのメッシュ(格子)で前3時間に降った雨の量が100ミリ以上となっている面積が500平方キロメートル以上であること。

2つ目、その形が線状であること。

3つ目、その領域内の前3時間に降った雨の量の最大値が150ミリ以上であること。

4つ目、その領域内の土砂キキクルが土砂災害警戒情報の基準を超え(かつ、大雨特別警報の土壌雨量指数の基準の値への到達の割合が8割以上)または、洪水キキクルで警報基準を大きく超えた場合となっています。

大雨をもたらすものは「線状降水帯」だけではありません。「線状降水帯」の情報を待ってから避難をするのではなく、大雨警報、洪水警報、キキクルなど様々な気象情報を確認して、早め早めの避難を心がけてください。

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