「補食」を考える! ~松木スポーツ 食堂「KAGO食」~
何と!「松木スポーツ食堂・KAGO食」、今月はおかわり!(笑)
前回は、中・高生の運動部の皆さんが全国大会に向けた戦いが始まるのを前に、運動前(前夜)に食べる「勝負メシ」について、鹿屋体育大学で教壇に立つ長島未央子先生と一緒に考えました。
そして今回は、パフォーマンスアップの為に必要な「食」のなかでも、競技と競技の途中で食べる「補食」のポイントを探ります!
Q:高校生から質問が来ていたのですが、「補食」で大切なことは?
試合が複数回あったり、陸上などのように予選→準決勝→決勝というように競技が続く場合には、試合が終わってすぐに補給、補食を取ることが大切です。
タイミングが一番重要なので、競技に入る前に「補食」の準備をして、クールダウンやストレッチの前に食べられるようにしておきましょう。
これまでの研究では、「運動後30分以内に補食を摂ると効果的。」と言われてきましたが、最近の研究では、直後の摂取が効果的で早い回復につなげることが出来ると言われています。
Q:「補食」でおススメは?
ポイントは糖質を摂ることで、バナナや補給用の経口ゼリーなどがおススメです。
持ち歩きや保存・衛生面を考えると、これからの熱くなる時期に「おにぎり」などはリスクがあるので、保存が効いたり、気軽に食べることが出来る観点から選ぶことが大切です。
Q:子供の頃、試合と試合の間の「お昼ごはん」と言えば、油モノガッツリのお弁当でしたが・・・これは・・・。
そうですね。1日に何試合もあるとお弁当を食べるタイミングも無かったりしますし、油モノが多いと「食べるものが無いな・・・ちょっとな・・・」と思うこともあるので、「補食」を準備することが大切だと思います。
また、少年団などで差し入れをするときにドーナッツなどを見かけることがありますが、油が多く含まれるものもあるので、それよりは、油が少なくて甘いものとして「カステラ」などが良いと思います。
今回も、すぐ実践できる内容を交えて教えて頂きましたが、大きな大会で「いきなり」実践するのではなく、少しづつ試しながら、自分に合った方法(メニュー・食材)を探して下さいね!
店主・松木も、先日の「サイクルイベント」で、早速取り入れてみました!
少しづつ試して、身に着けていきたいと思います(笑)