「書かない窓口」ってなんだ?鹿児島市の取り組み

今週のデジナビは…

今日は、特にこの時期「役所」で起こるアノお悩みを解決するデジタルな取り組みを紹介したいと思います。
この時期、転入・転居など様々な理由で市役所に行く機会が多いと思うのですが、皆さん「半日かかる」のを覚悟で行ったりしませんか?
手続きのために半休を取って…そんなことも多いと思います。

仕方がないと思いつつ、もう少し早くならないかな~と思ってしまう待ち時間を解決するべく、鹿児島市が書かない窓口始めました!

『書かない窓口』

今回、鹿児島市は、窓口でマイナンバーカードなどを使った本人確認書類を提出した後、住所などが印字された申請書などに「原則署名をするだけ」で手続きが完了する「書かない窓口」がスタートしました。これまで、記入にかかっていた負担が大きく軽減されます。

・現在、書かない窓口でできるもの

1. 住民異動届(転入、転出、転居、世帯変更)
2. 印鑑登録等申請書
3. 証明書等交付申請書

また、窓口にいかないでもマイナンバーカードを使うことで、コンビニでも証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書等)を印刷することができます。こちらは、毎日6:30から23:00まで利用できるので、窓口と合わせて利用することで時短できるかもしれません。

先週3/24放送のMBCテレビ「市民のひろば」でもご紹介しているので、ぜひ、チェックしてみてください。

「書かない窓口」を行っているのは、鹿児島県内では長島町、出水市、さつま町、霧島市などが対応しています。
また、日置市は「オンLINE申請書作成窓口」ということで、アプリの「LINE」を使うことで申請書類の作成を事前に行うなどの取り組みが行われています。

阿久根市は「あくねスマート窓口プロジェクト」ということで、書かないの更に先「行かない」で手続きができるような取り組みであったり、窓口で対応してくださる方の業務や、申請に行く私たちの時間も短縮できるまさにDXの取り組みが行われています。
ちなみに、自治体によって対象手続きが異なりますのでお住いの地域のHPなどをご確認ください。

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