線状降水帯の予測はどのくらい当たるの?

線状降水帯の予測はどのくらい当たるの?

気象庁は2022年6月から「線状降水帯」による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合、半日程度前から呼びかけています。2023年6月30日と7月3日、九州南部にこの呼びかけがありましたが、どちらも実際には発生しませんでした。

「線状降水帯予測はどのくらい当たるの?」と気になった方もいらっしゃるかもしれません。そこで、2022年の実績を見てみましょう。

線状降水帯の予測はどのくらい当たるの?

気象庁によりますと、「線状降水帯」の発生の呼びかけがあり、実際に発生した「的中」は13回中3回。「線状降水帯」の発生の呼びかけがなく、実際に発生した「見逃し」は11回中8回ありました。
こう見ると、予測精度はあまり高いとはいえないかもしれません。

線状降水帯の予測はどのくらい当たるの?

ただ、気象庁は予測精度の向上に向けて様々なことに取り組んでいます。
例えば、2023年3月からは従来のものと比べて2倍の計算能力を持つ「線状降水帯予測スーパーコンピュータ」を導入するなど「予測の強化」、そして、アメダスへの湿度計の導入、気象レーダーの更新強化など「観測の強化」も行っています。

気象庁は今はまだ完全に分かっていない「線状降水帯」のメカニズムを解明し、予測精度が上がるように取り組んでいます。

「線状降水帯」が予測された場合、実際に発生しなくても大雨となることがあります。他の大雨に関する情報も確認して大雨災害への心構えを一段高めましょう。

関連記事一覧