• ソララジ!
  • 日曜17:30~MBCラジオで放送中「榮徳多賀子のソララジ!」のコーナー『あなたとスカイハイ!』で紹介した内容を掲載します。

夜空に咲く大輪の花火

花火

夏といえば、夜空を彩る大輪の花火。
これまで鹿児島、東京に暮らしながら、夏になると花火大会に参加するのが毎年の楽しみでした。

屋台が立ち並び、だんだんと空が暗くなり花火が打ち上げられる間も、会場は高揚感に包まれます。
幼い頃から花火大会が大好きで、毎年家族や友人と参加していたサマーナイト、鹿児島を離れ横浜の地で参加した開港祭、帰省した際に垂水や指宿の花火大会に参加していました。
開港祭は横浜の開港記念日を祝うお祭りで、30分の間に約6000発もの花火が打ち上げられます。

私も毎年参加していて、横浜で案内係として働き始めた頃、はまっこ(横浜生まれの方)ならみんな知っているという“開港祭”が開催されると聞き、地理の勉強も兼ねて仕事終わりに地図を頼りに30分、港の方まで歩いて花火を見に行ったのが始まりでした。

5年間暮らし、いつしか日常となった横浜の街景も、花火が打ち上げられるとまた表情が変わり、大空に花開く姿に自然と勇気付けられていました。

コロナ渦で中止が相次いだ花火大会。

毎年開催されていた季節の恒例行事に参加できること、そして日常のありがたさを知りました。
そんな中、今年の春に鹿児島で開催された芸術花火大会。

3年振りに見る花火はとても美しく、家族や友人、自分の大切な人たちと共に空を見上げて一直線に昇ってから花火が落ちていく瞬間を見届けられる時間がとても幸せでした。

みんなが一斉に空を見上げ、希望や勇気をもらえる打ち上げ花火。

今年の夏、花火大会が無事に開催されることを願いながら、お話させていただければと思います。

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