道路の白い線ってどうやって描いているの~??
こんばんは。
ポニー1号から川原田です。
私たち普段ポニー号で様々な土地へと伺うとき、
道路を走ります。空は飛びません。\(^o^)/
その道路を走っていてふと感じたんです。
『この道路の線、まっすぐだよな・・・綺麗な弧を描いているよな・・・』
なぜこんなに道路に描けるのか疑問に感じたので、
お話伺いました。
『株式会社 大隅機工』
『取締役工事部長 前田和利さん』です。
大隅機工では、『切断・穿孔事業』、『交通安全施設事業』、『法面保護事業』
『構造物保護事業』、『資機材販売・修理事業』を行っている会社です。
今日は、そんな交通安全施工事業から、
『路面標示』を描くということにスポットを当ててお届けしました♪
路面標示とは・・・路側帯や横断歩道、駐車場の線など、道路にかかれている全ての線のこと。
路面標示を描くおおまかな流れは・・・
①作図(下書き)
②プライマー散布(白い線を描くための接着剤)
③溶着(白い線を描く)
白い線の塗料は、なんと粉状のものから、
加熱して、溶かして、かきまぜて、
流動性にするそうです。
なんと、過熱するときの温度は200度!!
そんな塗料を『自走式手押しライナー』という機械についている窯に入れて
白い線を描くそうです。
IMG_3878
なんと、その重さは300キロ!!!!
引く線のサイズに合わせて、機械の種類も変わってくるみたいです。
コツは、こちらのポイント!!!ズレのないよう合わせていきます!
そして気合い!集中!だそうです。
じ、じつは、、、大隅機工さん、田上台にある事務所から、現在春山町の事務所に移転中!
なんと、川原田と脇野先輩、、、
大隅機工さんの駐車場の線を1本描かせていただくことになりました!!!!!
そんな大役いいんですか!と心臓バクバクさせながら、
練習を行い、いざ本番。
真剣に、、慎重に・・・・
1歩1歩ずつゆっくりと前に進んでいきました。
エンジンがあるため、重さはそこまで感じませんでしたが、
塗料の出口には焚かれている火も見えていて、緊張感が高まりました。
描きおわったあとの表情。(^^)嬉しい気持ち!!!
じゃーーーん!!!
私のいる方向、左側の線が、私の描いた線です\(^o^)/
前田さんから『完璧』いただきました~~~\(^o^)/
しかし、これはサポートありの平坦でまっすぐ限定の線。
そして皆さんが描かれるのはもちろん、線だけではなく、
こうした『止まれ』であったり、駐車場の番号などもあります。
こうした路面標示を任せられるようになるまで、
なんと『3年』もかかるそうです。
ひとつひとつが
技術と努力の汗でできているんだなと感じました。
そして、前田さんは最後に、
『車歩行者の安全を保つ為に、区画線等をひいている。
それに沿って安全に走行して欲しい。
またこの記号はなんの記号かな?と路面標示に興味を持ち、知ってほしい。』
とおっしゃっていました。
こうした中継を通して、路面標示を描く方からの言葉に、
あたりまえに見る道路の線の見方が変わりましたし、
ひとつひとつ熟練した技で描いた線が、私の知識不足で意味が分からず
通り過ぎてしまうのはなんだか悲しいなと感じました。
これからも、安全運転に気をつけてポニー号を走らせます(^^)
なかなか知ることのできない工事現場の世界。
大人の職場体験をした気持ちでした。
このお仕事に興味を持った方はぜひ!!とおっしゃっていましたよ(^^)
朝早くからありがとうございました。