持続可能な社会を目指す国連が定めた=SDGsについて、鹿児島県内の高校生が考えるフォーラムが開かれました。
鹿児島市で今月6日に開かれた「鹿児島ユースフォーラム」は、女性の活躍推進などを目指す国際ソロプチミスト鹿児島が主催し、県内の高校生に社会の多様性などの課題に目を向けてもらおうと、2年に1度開催しています。ことしは新型コロナ対策で初のオンライン開催となりました。
今年のテーマは、国連が定めた17項目の持続可能な開発目標=SDGsです。
フォーラムではこれまで女子高校生の参加が中心でしたが、SDGsの5番目の目標ジェンダー平等の観点から、今回は5人の男子高校生も含む県内の高校生22人が参加しました。高校生は気候変動の専門家などと話し合いながら、世界の環境問題などについての理解を深めました。
(国際ソロプチミスト鹿児島 上薗智子会長)「ゲストのみなさまの話を自分の心に留めて、また未来に向かって進んでいただければありがたいなと思っております」
参加した高校生の中から選ばれた3人は今後、九州支部のフォーラムにも参加するということです。