環境省が発表した2019年度の自治体別のごみのリサイクル率で、鹿児島県大崎町が、前年の2位から再び日本一に返り咲きました。
大崎町では、埋め立て処分場に持ち込まれるごみを減らそうと、「混ぜればごみ分ければ資源」を合言葉に2000年から徹底した分別とリサイクルを始め、現在27品目のごみの分別を行っています。
ごみのリサイクル率では、2017年度まで、12年連続で全国1位でしたが、2018年度は、北海道豊浦町に抜かれ2位になりました。
しかし、このほど環境省が発表した2019年度では、大崎町は、82・6パーセントで、前年度に比べ、0・5ポイント減ったものの豊浦町も8ポイントあまり減らし、全国1位に返り咲きました。
(大崎町 東靖弘町長)「全国1位に返り咲いたということで、素直にうれしくて、住民のみなさんのご協力に感謝しています」
大崎町は、国連が掲げた「持続可能な開発目標=SDGs」を民間と連携して推進する協議会を設立していて、日本一奪還は、SDGs推進の弾みになるとしています。