ととナビvol.213 ユウレイイカ
🙇🏻:「今日、7月26日は幽霊の日。ご存知でしたか?
あの「東海道四谷怪談」が初めて演じられたのが7月26日だったからなんですよぉおおお~😖」
「四谷怪談」といえば、お岩さん👻。(お岩さんは、本当はいい人だった・・・なんてプチ情報はおいといて)
なので、今日は幽霊の日に因んで、幽霊に関係ある海の生き物のお話😫。
🙇🏻:「水産学部の私の研究室は3階にあるんですけど、省エネのために大きな荷物がない限りはエレベーター使用禁止なんですね。そこで、ふだん何を使っているかというと…。」
「階段」(かいだぁあああん👻)
・・・・・あ、もういいですね。失礼しました。
気を取り直して本題です(今度こそちゃんとやってくださいよ😠)。
🙇🏻:「私は定期的に錦江湾で生物採集調査を行っているんですが、ごくまれに
幽霊が採れるんですよぉおおおお~、深海で。
寒天のような、ところてんのような。でも、ちゃーんと目があるんですよ。」
はぁ?
🙇🏻:「その正体はですね、…イカなんです・・・・・・・。
その名もユウレイイカ・・・・・😱」
いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん・・・・・・・じゅ、じゅっぽん あるやないかい!
🙇🏻:「きちんと広げると、ちゃんと足があるんですよ。10本も。でも、深海の暗い海の中でこんなのに出合うと、幽霊かと思ってしまうでしょうね。」
ユウレイイカは胴の長さが15㎝くらいの、まあまあの大きさのイカ。
体にはたくさんの発光器がついていて、海の中ではキラキラと輝いていることでしょう・・・(生態に関して全くわかっていないそう。たくさん獲れるイカではないので・・・)
🙇🏻:「ところでこのイカ、おいしいと思いますか? そのまま細長く切って三杯酢ででも食べたらおいしそうですけどね。でも私は生で食べる勇気がなかったので、煮付けを作りましたよ。」
どうですか、おいしそうですか?見た目はなかなかですよね、いい照りもでてるし・・・
🙇🏻:「でしょ?。でもこれ、
お酢に漬けたわけでもないのに酸っぱい んですよ。
それも、お酢的な酸っぱさではなくてアンモニア的な酸っぱさ。口には入れましたが、お腹の中に入れることはできませんでしたね。
食べたというよりは噛んだだけ😓ですね・・・」
まあ、海にはこんなへんてこりんな生き物もいるんですね。
でも、おいしいかおいしくないかは人間の勝手な判断基準。
こんな大富先生でもギブアップの海の生き物、これからも時々紹介していきますね😝。