ととナビvol.367 アオダイ その1

今日は久々に、お魚クイズから。。。(皆さんも、オンエアを聞いて、一緒に考えてみてくださいね)

「**********。」

 

さあ、今日はそのアオダイのお話です。

フエダイ科の魚で、鹿児島では「ほた」。

奄美では「うんぎゃるまつ」とか「おーうんぎゃるまつ(略すとOH!ギャル?)」 

沖縄では「しちゅーまち」と呼ばれています!!!

 

鹿児島には三島やトカラ列島、奄美群島といった島しょ域がありますが、島のまわりは深海。つまり、これらの島々は「深海から突き出た山が海面の上に顔を出したもの」というわけです。

でも、中には海面の上まで達しない山もあるわけで、それらは「曽根」と呼ばれています。

鹿児島の島しょ域には、この「曽根」がたくさんあるんです。

 

大富先生:「曽根」のまわりは良い漁場が形成されます。海底がでこぼこなところでは底曳網などは操業できないので、釣りが主体です。ここで釣られる代表格の魚は、鹿児島では「ちびき」と呼ばれているハマダイ。

姿形も美しく、究極においしいので、鹿児島のうんまか深海魚のリーダーと言ってもいい高級魚です!

 

アオダイは、昔はハマダイを狙った釣りで混獲される外道扱いの魚でしたが、今や高級魚の仲間入りをしています。

そんなアオダイについて、来週はもっと詳しくご紹介しますね。

お楽しみに!

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