ととナビvol.383 南さつま深海魚 ブランディング勉強会in鳳凰高等学校
今日は、大富先生が、水産仲卸売会社の田中水産さん、南さつま市といっしょに行っている「かごしま深海魚研究会」の鹿児島の「うんまか深海魚」を広める活動についてご紹介します。
現在、南さつま市では「南さつま深海魚 ブランディング勉強会 in 鳳凰高等学校」(3回シリーズ)をやっていて、先日2回目が行われました。
今回のテーマは、『たかえび漁で獲られる深海魚のニックネームを考えよう』
その深海魚は下の3つ☟アカカサゴとキホウボウとスミクイウオ。今売り出し中の未利用魚たちです。
まずは参加してくれた高校生たちにこれらの魚の特徴などを説明、その後2班にわかれてニックネームを考えて、最後に発表します。大富先生の研究室の学生がリーダーとなってリードしつつ、高校生たちは決められた時間内に議論して結論を導くというもの。学生さんにとっても、社会に出てから必要になるスキルを身につけるいい機会になりそう。。。
☝こんな感じで議論した結果がまとめられていきます…
それでは結果を発表します!
アカカサゴ⇒「アカショウグン」。鎧をまとったような顔が将軍のようだということ。
キホウボウ⇒「チョキ」。鼻先の2本の突起がじゃんけんのチョキ。
スミクイウオ⇒「クロビジン」。この魚はうろこが剥がれやすく、そういう魚は「ハダカ○○」と名前が付けられることが多いのですが、高校生はそれを「肌がすべすべ」とポジティブに捉えたんですね。
いかがですか、高校生たちの発想、素晴らしいですよね!
「アカショウグンの煮付け」「チョキのから揚げ」「クロビジンの南蛮漬け」な~んてメニューがあったら、即注文してしまいそうですよね。焼酎も進むことでしょう
現在、南さつま市では「深海魚モニター募集!」しています。
深海魚BOXをゲットして料理を作ろうというもの。詳しくは、10月30日発行のリビング新聞に掲載されています。応募締め切りは11月14日です。お問い合わせは株式会社Table of Smileまで、メールでお願いします。アドレスはm.shinkaigyo@gmail.comです。