9/14(月)は郷土料理▽ジドリセン紫尾温泉▽家で外食気分出前館

はじめての郷土料理~おはぎ~

「NPO法人霧島食育研究会」スタッフの芝香織さんに「おはぎ」をご紹介いただきました。

季節の花に合わせて秋は「お萩」、春は「牡丹餅」などと呼びます。
また、昔は、秋には収穫したての小豆の皮が柔らかいので「粒あん」で、春は小豆の皮が固くなるので「こしあん」で作られていたそうです。
もち米のつぶし具合で、半分ついたものを「半殺し」、全部ついた状態を「皆殺し」などと呼んだりするのも、それぞれの地域ならではです。

詳しいレシピはこちら

 

なかよしガジュマル復旧作戦

県内各地で猛威をふるった台風10号。
沖永良部島で強風により倒れてしまったガジュマルの木の姿です。
ちょうど1週間前のかご4の時間にお伝えしました。

この週末、倒れてしまったガジュマルの復旧作戦が行われました。
みんなの力を結集した一日、ERABUサンサンテレビの取材です。


チェーンソーで枝をはらい、ショベルカーで根元の周りを掘り起こす。
消防車も出動し復旧にあたるのは和泊小のシンボルツリー「なかよしガジュマル」です。


学校、PTAに消防団、ボランティアの建設会社までおよそ30人が復旧作業にあたりました。

ボランティア参加した建設会社 福山大洋社長
「木が二つつながっているので意外と重たくてちょっと苦労してますけど、なんとかまた復活してなかよしガジュマルが元にもどればいいなと思っています。」

もう一本のガジュマルを傷つけないようゆっくりと重機4台で倒れたガジュマルの木を起こしていきます。

そして仕上げはこちら、支柱を何本もたてなかよしガジュマルを支えます。

和泊小 福元哲勇校長「うれしいのと感謝感謝という気持ちです」

PTA会長 大福和寛さん「今、学校に通ってる子どもたちにも思い出に残るようなできごとになればと思いますので、これからも長く見守ってくれるガジュマルであってほしいと思います」

朝8時からおよそ9時間もかかった「なかよしガジュマル復旧作戦」をご紹介しました。

 

なんさつONLINE

枕崎市から、ちゃんサネさんに伝えていただきました。

「私は今、開聞岳が見える、枕崎市の西の方、指宿寄りの仁田浦町に来ています。こちらにこのほど、画期的な発電所が開設されて、10月から本格的に稼働することになっております。
バイオマス発電て言葉を聞いたことがございますか。
バイオマス発電とは、動植物などから生まれた生物資源「バイオマス」を使った発電方法のことなんです。
利用されていない生物資源を集めて燃やし、熱や電気を生み出す方法です。再生可能エネルギーの1つとして政府が推奨している発電方法なんです。まさに森林にそのままにされた間伐材や、原木市場や製造工場から出る樹皮などを利用して電力を得るという画期的な木質バイオマス発電所なんです。」

先ずは山林や工場などから集められた木材が工場へ運ばれてきます。木材は切断されて薪や木の皮に分けられて、燃やせる形へと加工していくんです。
ここは枕崎です。枕崎といえば鰹節生産日本一の鰹節工場があります。そこで使われる鰹の身の燻しのための薪材がここからも供給されるんです。なぜここにこの施設が立地したのかが頷けますでしょう。
木材は粉砕されてだんだんとチップ状に細かくされてペレットという燃料になります。それが燃やされてできる水蒸気が、発電機のタービンを勢いよく回す力になるんですねえ。そうしてできた電気が蓄電されて、様々な方面での電力の利用が可能になるというわけなんです。

枕崎バイオマスリソース合同会社の前田清水代表にお話を伺いました。
Q.木材を燃やすとCO2が発生すると思われますが
木材を燃やすと確かにCO2が発生しますけれど、伐採された山にまた木を植えることによって、それの成長過程でCO2が吸収されますので、最終的にはCO2の排出量は0カウントされるという仕組みになっています。

Q.電力設備の画期的なところはどこですか?
使用する燃料の6割が樹皮を使うという点です。今まで使い道がなくてやっかいもの扱いされてきた樹皮を発電所で使うという事例は、全国的に見ても珍しいと思います。

前田祝成市長からもメッセージをいただきました。
木質バイオマス発電というのは原料に南薩地区の木材の未利用材を活用するというふうにお伺いしていますので、本市といたしましては将来的なエネルギーの地産地消、それに進む第一歩というふうに考えております。

 

柴ちゃんおすすめのサービス

コロナ禍で外食産業みなさんも大変ですが、そういった中でも救世主、そしてお客様にとっては外食が手軽に、そしてまた、カジュアルに楽しめるということで進化している「出前」取材してきました。

「出前館」です。
年間オーダー3000万件以上、加盟店舗数も全国で3万件を超える国内最大級のデリバリーサービス。
今風にいうと「フードデリバリー」。注文もパソコンやスマホからできるのでとっても簡単なんです。

鹿児島市内にある出前館のサポートセンター。加盟希望のお客様へのお問合せやチャット機能を使ったユーザー対応を行っています。

今年6月から鹿児島でもシェアリングデリバリーサービスが始まった「出前館」
天文館にある焼肉の和牛門も加盟店です。
原口武義さん「出前館に登録して、さっそく注文いただいたりして、チャレンジできるツールが1個増えたと思って。」

注文が入ると調理開始。天文館で人気の焼肉手作りのお弁当です。
出前館のスタッフが細心の注意をはらいお弁当をお預かり。安全確認をして急いでお客様の元へ向かいます。

ピザやファーストフードのデリバリーも人気ですが、せっかく鹿児島にご縁をいただいたので、鹿児島ならではの鹿児島の名店の加盟店で増やしていけたらなとおっしゃっていました。

 

ジドリセン・紫尾温泉

鹿児島市から車でおよそ1時間半、北薩の霊峰紫尾山のふもとにある紫尾神社、こちらの神社には珍しい特徴があります。
紫尾神社の境内には紫尾温泉の源泉が湧き出ているんです。

ちゃんと案内板がありまして、の賽銭箱の下が源泉ですと書かれています。
「神の湯」と呼ばれています。

神社のすぐとなりにあるのが公衆浴場の「神の湯」です。

こちらには足湯もあります。白と黒の玉石が敷き詰められています。
そしてその近くには飲泉できるところがありまして、こちらは持ち帰りもできます。タンクをもって持って帰る方もいらっしゃいます。
紫尾温泉と言えば名物が「あおし柿」。
例年10月から始まる「あおし柿」およそ40度の温泉に柿を一晩つけると、渋がぬけ美味しい「あおし柿」になるという。


さて今回「紫尾温泉」でご案内するのは「旅籠しび荘」です。
創業54年。扉を開きますと木目がはえる風格ある玄関に期待が高まります。

脱衣所は5年前にリニューアルしていますのできれいです。
そしてこちらの温泉、なんと湯舟が2つあります。
右側が紫尾荘オリジナルの自家源泉、左側は紫尾神社からの神の湯。2種類のお湯が楽しめるんです!
ちなみに自家源泉はほどよくぬるめ。神の湯は熱めです。

しび荘には宿泊者のみが利用できる「露天風呂」があります。
ました。こちらの温泉は2つの温泉のミックスです。

旅籠しび荘 代表 山之口愛章さん
季節もだんだんとよくなってまいりました。紫尾神社の拝殿の下にわく「神の湯」すばらしい温泉でございます。もう少しで柿の「あおし柿」も始まりますので是非お越しください。

紫尾温泉 旅籠しび荘
薩摩郡さつま町紫尾1663
0996-31-9270
営:8:00~21:00(立ち寄り湯)
休:月曜日
大人300円 子ども100円

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