MBCテレビ『かごしま4』Helloかごしま!NY通信・番外編《ブラジル県人会のみなさん》

鹿児島の海外にある県人会とつながるコーナー。
奄美大島出身で、現在、アメリカ・NY奄美会会長・栄秀吉さんがなんと!ブラジルからリポートしてくれます。


今年は「ブラジル鹿児島県人移民115周年」、「ブラジル県人会創立110周年」ということで、8月6日に、サンパウロ市で記念式典が開催されました。

ブラジルの鹿児島県人会は1913(大正2)年に設立され、現在、およそ1700世帯が加入しているそうです。

現地を訪れたのは、塩田康一知事の他、県から38人、近隣国の県の関係団体代表者22人。
総勢およそ600人が節目の年を祝いました。


私はというと、NY奄美会のメンバー3人と一緒にブラジル入り。
宇検村の慶祝団のみなさんと一緒に行動させてもらいました。

そして、今回のブラジル訪問最終日、式典で満80歳以上の功労者として県知事表彰を受けた方のお店を訪れるため、サンパウロ市内の市場(マーケット)にお邪魔しました。

一角にあったのは、「アマミ・タマリ」と書かれた看板。お魚屋さんです。
「サーモンがよく売れる」
「ブラジル人はサーモンだよね」
「スズキもよく売れる」

(宇検村出身 日系2世 ブラジル鹿児島県人会会長・文岡セルジオ正樹さん)
「本当に有名な店で、色んな人たちが、わざわざここまで来る。新鮮な魚を買いに駐在員も来る」

(宇検村出身 ブラジル移住65年 玉利繁弘さん(80))
「私は、玉利繁弘です。38歳で商売を始め40年」

私の住むアメリカに比べ、ここブラジルでは日系人があらゆる分野で活躍し社会から信頼や尊敬を受けていることも感じました。

今回の貴重な出会いをこれからも大切にしていきたいです。

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