シラス台地の地層を有効活用!
ポニー3号、松下愛です😀
毎月、第2水曜日は地域を元気にしようと頑張る皆さんに会いに、
もう1台ポニー号が出かけています🚗💨
今日は、大崎町野方にある株式会社ストーンワークスから中継をお届けしました🎙
中継が始まる前、9時10分頃はみぞれ混じりの雨が降っていて、風も強く、
外は体がジーンとなるような寒さでした⛄
こちらでお話を伺ったのは、株式会社ストーンワークス 代表取締役 上中誠さんです😊
ストーンワークスは、平成2年に人造大理石の製造・販売を目的として設立された会社です✨
現在はシラスを原料にした物づくりを行っています🛠
「シラス」と一言に言っても、採掘される場所によって、色や粒子の大きさが違い、
様々なシラスがあるんです💡なので、ブロックの種類も様々☝
「シラス」という資源を活かした物づくりをしようと思ったのは、
上中さんが生まれも育ちも大崎町野方で、小さい頃からシラスが身近にあり、
生まれ育った地域に眠る資源を使って、新しいものを作る喜びと出会ったからだそう💕
私たちの身近なところにも、こちらで製造されたシラス平板(シラスストーン)が使われています⚙
それがこちら⬇
鹿児島市では御馴染みの、鹿児島市電の軌道敷の芝生🌱
実は、この芝生の下は土ではなく、シラスストーンなんですよ😳
天文館から鹿児島中央駅にかけての歩道もシラスストーンなので、
実は歩いたことがある🙌という方も多いと思います😌
懐かしい光景でもありますが、昔はこうでしたよね💡
それが、シラスストーンを敷き詰めていき・・・
ここに芝生が育つと・・・
このような光景になるんです🍀
石のブロックの上に緑が育つの❔という疑問をぶつけてみると、
「これが実物だよ」と現物を見せてくださいました✨
これは、ブロックと芝生の間を見せていただくために、左側を剥がしてくださいましたが、
重さ2~3kgはありそうなブロックに芝生がしっかり根付いていて、芝の部分だけを握って、
丸ごと持ち上げてみましたが、芝と石が剥がれる気配はまるでありません😱
裏から見ると、こんな感じです・・・
ヒートアイランド現象の救世主となるような、このブロック、
コンクリート部分と比較すると、周辺の温度に5℃近い差が出ていたり、
市電が通る際の音も吸収して、騒音問題にも役立っているそうですよ📡
その他にも鹿児島市の環境未来館の屋上の芝生もシラスストーンの上に育ったものだそう🌱
こんなに身近なところにシラス台地が役立っていたなんて驚きです☀
実はこのシラスストーンは、鹿児島県内だけでなく、路面電車が走る他県の軌道敷や、
砂漠化が問題となっている海外の需要も増えているそう🗺
鹿児島から全国へ、世界へ、シラスが緑を運んでいくというのは、
鹿児島が誇らしく感じられますね😎
ぜひ、これからの活躍も楽しみです🎵
今日のラジオ中継はこちらから聞くことが出来ますので、
こちらから9時15分頃をチェックして下さい📻✨