目指せパラリンピック!!県内のジュニア選手たち

毎週金曜日は、社会福祉法人 鹿児島県身体障害者福祉協会 スポーツ情報課長で鹿児島県障害者スポーツ協会事務局長の前田 究さんのご出演。
今回は、3月18日(日)の南日本新聞21面オセモコの記事を取り上げた。そこには、将来パラリンピックを目指す県内のジュニア選手2人について書かれている。
実は、記事を書いた記者にこの2人を紹介したのは前田さんだった。鹿児島の障害者スポーツを引っ張っていく存在だと期待を寄せている。
1人目は、鹿屋養護学校高等部1年生の岩元 章馬さん。
岩元さんは、テレビでテニスの“錦織 圭選手”や車いすテニスの“国枝 慎吾選手”の活躍に刺激を受け、2016年にハートピアかごしまで開催された車いすテニスのイベントに参加。
「スポーツをやりたい!」という思いを告げると、父・大作さんは「やる気をのばしたい。」と、テニス用の車いすを借り、自宅の倉庫の壁に板を張ってラリーができるようにした。
平昌パラリンピックの日本選手の活躍を見た岩元さんは「テニスを通して色んな人とかかわれるのが楽しい。まず大会に出場したい。」と話している。
🗣「県内には車いすテニスの指導者や練習環境が整っていないのが現状だが、お父さんの熱いサポートを受け、ぜひ親子一緒にパラリンピック出場を目指してほしい。」と前田さん。
2人目は、国分南中学校1年生の谷口 拓磨さん。
小学校4年生の時に参加した車いすバスケットボール体験会がきっかけで車いすバスケを始めた。
社会人チーム『薩摩ぼっけもん』の練習に参加するために、国分から鹿児島市まで父・賢一さんが送り迎えをし、自宅でもキャッチボールの練習相手になっている。小学生の頃から大人と一緒に練習してきた谷口さんの車いす操作は前田さんも舌を巻くほど。
🗣「チェアワークがとにかく上手い!天性のものがある!」と、車いすバスケだけでなく、前田さんの取り組む車いすマラソンなど他競技でも活躍できるのでは、と注目している。
この記事を読んで前田さんが嬉しかったことが2つある😊
1つは、『障害のある子どもがスポーツに出会うきっかけがあり、そこから一歩踏み出すためのサポートを周りの人ができたということ。』
・・・・・家族や先生、地域の指導者が、子どもの背中を押し、方法を教え、一緒に取り組むことがどれだけ大切かを改めて感じたという。
2つ目は、『この記事が、新聞のこども欄に掲載されたこと。』
オセモコの記事は、難しい漢字にはふり仮名が付いていて、内容も分かりやすく書かれている。“オセモコ=長才(オセ)も子も”・・・は、まさしく大人も子どもも楽しめるユニバーサルな紙面だ。
🗣「子ども自身が記事を読んで、それがスポーツと出会うきっかけになったら素敵だな。」と前田さん。
障害があってもスポーツができる。その楽しさを広めたい。・・・そんな前田さんの活動は、きっと誰かのきっかけになっている。

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