鹿児島県内のJAグループが集まるJA県大会が26日に鹿児島市で開かれ、「持続可能な農業とくらし」を目指す決議をしました。
JA県大会は、県内のJA組合員などが集まり3年に1度開かれる大会で、およそ900人が参加しました。
大会では、JA鹿児島県中央会の山野徹会長が「将来に夢の持てる農業の実現に向けた取り組みが必要」と挨拶しました。
このあと、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とし、持続可能や農業とくらしを目指す今後3年の活動計画を決議しました。
人手不足が課題となる中、基本目標を達成するために農畜産物のブランド確立やスマート農機の普及・拡大などで生産基盤を強化するとしています。
国連が2030年までに達成すべき17の目標を掲げたSDGsでは、世界の飢餓をゼロにするために、「持続可能な食糧生産」も課題として挙げられていて、JAでは農業やくらしを守る事業を通じてSDGsに貢献していくとしています。