鹿児島県薩摩川内市は8日、国連が定めた持続可能な開発目標・SDGsの推進と、温室効果ガスゼロをめざすカーボンニュートラル達成の両方に取り組むと宣言しました。市によりますと、2つを合わせた宣言の発表は県内の市町村で初めてです。
薩摩川内市・田中良二市長「SDGsを推進し、カーボンニュートラルの達成に向けて取り組むことを宣言いたします」
薩摩川内市の田中良二市長は、8日に開会した市議会の6月議会で、持続可能な社会を目指すSDGsの推進と、温室効果ガス排出の全体ゼロをめざすカーボンニュートラル達成に向けて取り組むと宣言しました。
今後、具体的な取り組みをまとめ、最終的に4年後からの市の第3次総合計画に盛り込む方針です。
市によりますと、SDGsとカーボンニュートラルを合わせた取り組みの宣言は県内の市町村で初めてです。
また、本会議では、8月にグランドオープンする川内駅コンベンション施設の民間事業の支援などを盛り込んだ12億2000万円の補正予算案など議案10件が提案されました。6月議会は来月5日まで開かれます。