ととナビvol.205 タカサゴヒメジ
新学期が始まってちょうど2カ月。
今年度もたくさんの新入生が鹿児島大学に、そして水産学部には、県内だけでなく全国から、そして海外からもやってきたそうですよ。世界に扉を開いているんです、水産学部は!
さて、その鹿児島大学の水産学部の大富先生がボヤいていらっしゃいます・・・
🙇🏻:「鹿大には助言指導教員制度というのがあって、私も15人の新入生を受け持つんですよ。担任としていろんな相談に乗るといったイメージですね。
その15人の出身都道府県を聞いたんですが、北は北海道から南は長崎までで、なんと鹿児島県内出身者が一人もいなかったんですよ。そして、広島出身のカープ女子がいましたね。
「強敵現る」です。
・・・・・・😰
🙇🏻:「というわけで、学内には「西郷どん」のしゃべる言葉の意味が分からない人がたくさんいるんですよ。私もその一人なんですけどね。
ほんと、「わかりもはん」でごわす。
・・・・・・・・・・・・・・・・😰😰
🙇🏻:「その、私、大富潤は神戸出身なんですよ。神戸市灘区生まれです。灘の生一本、ということで神戸は日本酒の町でもあるんですね。でも、生まれてから少しして高砂に引っ越したんですよ。神戸の少し西ですね。そして、小学校に入る少し前に姫路に引っ越したんですよ。兵庫県の中を西へ西へ移動したんですね。
・・・・・・・・・・・・・・なんか前にも聞いた気が(この先の展開がわかる気がする。。。😰😰😰)
🙇🏻:「でも、高校を卒業した後は東京で一人暮らしになりました。そのあと鹿児島にやってきたんですが、やっぱり故郷の地名を聞くと懐かしくなりますね。
そんな私にとって、とてもノスタルジックな魚がいますので、今日はそれを紹介しましょうかね。」・・・
潤の身の上話にお付き合いいただき、ありがとうございました🤗。
そしてやっと今週のお魚が登場します。それは・・・
🙇🏻:「なんと、こうべを垂れるタカサゴヒメジです。」👇🏻
どう見てもこうべは垂れていませんねぇ・・・🤔
🙇🏻:「鹿児島でいうとアクネセンダイとか
タルミズカノヤですね。」
・・・もう、まじめに聞かないでください(もうしわけありません💦)
🙇🏻:「タカサゴヒメジはスズキ目ヒメジ科、つまり、いわゆるオジサンの仲間です。雌もいますけどね。
ミニーマウスのことを「ミッキーマウスの雌」っていう人がいますが、あれはやめたほうがいいですね。」
・・・あぁびっくりした(そんな人いる?)
(今までで一番ウケました~😂)
タカサゴヒメジは千葉県以南の太平洋側の沿岸域に分布する魚ですが、高砂や姫路のある瀬戸内海では残念ながらほとんど見られません。でも、鹿児島にはいるんですってよ。
なので皆さん、Let’s Eat!!
🙇🏻:「オジサンの仲間はやさしい白身のおいしい魚です。タカサゴヒメジも、刺身はもちもち感のある歯触りで旨味があっておいしいですよ。あとは塩焼き、煮付け、から揚げ、何で食べてもおいしいですね。
見た目が「赤い鯉」なのが気になりますけどね。」
・・・多分えつこさんに「やかまし!」と言われてる気がする。。。。