ととナビvol.193 ニジョウサバ
今日、3月8日は「さばの日」。青森県八戸市によって制定されました。
🙎🏻:「んだ、八戸のさばはうめぇんだ」・・・・
突然、謎の東北人になるえつこさん。
そして、それくらい(えつこをおかしくしてしまうくらい)おいしいサバ。。。。
🙇🏻:「サバといえば、日本にはマサバとゴマサバの2種がいますね。八戸のサバは基本的にはマサバですけど、鹿児島でたくさん獲れるのはマサバよりも南方に多いゴマサバ。屋久島の首折れさばや坊津の双剣さばはゴマサバ、大分の関さばはマサバです。あと、福岡の伝統料理「ごまさば」に使われるのはマサバです。なので「マサバのごまさば」というわけですね。」😯
実は、3月というのはサバにとってはもう旬を過ぎた時期。いちばんおいしいのは11月から12月くらい。寒い時期のマサバの脂ののりようといったらそれはもう。。。😻
🙇🏻:「ゴマサバも脂がのるのは寒い時季ですけど、マサバに比べて夏でもそれほど味が落ちないんですね。コリコリしこしこした食感も、鹿児島県民には人気です。」
・・・とここまでマサバ愛、ゴマサバ愛を語っておいて・・・
🙇🏻:「ということで今日は、マサバやゴマサバではなくて、違うサバのお話をしたいと思います。」
はぁ?!(なんでやねん👻)
🙇🏻:「それはニジョウサバです!」
マサバやゴマサバがサバ目サバ科サバ属であるのに対して、ニジョウサバはサバ目サバ科ニジョウサバ属。
大きくなると、全長1mくらいにもなります。分布域はゴマサバよりもさらに南方で、四国から琉球列島にかけて。鹿児島でもまれに水揚げされます。
それにしても気になるのはこの線・・・
カパッと開いたら中が機械仕掛けになっていそうな・・・😥
🙇🏻:「魚には側線(水圧とか水の流れを感じる感覚器官)がありますよね。左右それぞれ側線が1本ある魚が多いですけど、複数ある魚もいるんですよ。で、ニジョウサバなんですが、頭からしっぽに向けて背中に近い方に1本あるんですけど、途中で2つに分岐するんです。側線のT字路があるんですね。そのT字路を曲がるとカーブして、お腹側を通ってしっぽの方に向かうんですよ。側線が2本、つまり2条あるということでニジョウサバという名前が付けられたんですね。」
ヘェ~😮
「腹に傷持つ」かのごとき外見ですが、気になるのはそのお味。
残念ながら、マサバのような脂やゴマサバのようなコリコリとした食感はないんだそう。
でも、お刺身はもちもち感いっぱいでまあまあ。そして、塩焼きや煮付けは、なかなかいけます!。
🙇🏻:「3月8日、さばの日で私も38歳。
・・・おっと、さばを読んではいけないですね。」
微妙です(どうリアクションすればいいのやら・・・😰)