ととナビvol.390 ハチビキ
明日はクリスマスイブ。
そこで今日は、白身の魚なのに、クリスマスらしく身の色が赤い鹿児島の「うんまか深海魚」をご紹介します。
ところで、「うんまか深海魚」といえば、このコーナーでも何度か登場しているシンボル的存在は、「ハマダイ」。ハマダイは鹿児島県本土では「チビキ」と呼ばれています(漢字で書くと「血引」)。
そして、その「ハマダイ」の他に、ハチビキという魚もいるんです。
ハマダイと同じく赤い色をしたきれいな魚なんですが、ハマダイがスズキ目フエダイ科なのに対してハチビキはスズキ目ハチビキ科。写真のは、全長60cmくらいの結構大きな魚でした。
南日本の水深100~400mくらいの深い海にすんでいて、もちろん鹿児島の海でも獲れます。
ここで、いつものごとく突然ですが、問題です。
Q:ハチビキを漢字で書くと「ハ」はどんな字?
①葉 ②歯 ③波 (答えは、ラジオかラジコでどうぞ)
最後に、気になる「味」についてお伝えしましょう。
焼いたり揚げたりしてもいいんですが、やっぱり一番のおススメは「生」、つまり「お刺身」。
白い身の深海魚やピンク色の深海エビといっしょにならべると、とてもいい色合いの「深海魚刺身盛り」になりますよ!
さらに、ハチビキは皮目の脂が魅力なので、皮付きのまま湯引きや炙りで食べると、なお絶品です!!