緊急!SNSで若者の自殺を防ぐ取り組み。ラジオにできることも。
1年間で発生する18歳以下の自殺者のピークが今です
新学期前、相談促す「若者自殺 SNSで防げ 鹿県教委もLINE開設」
今回のでデジナビで取り上げたのは、8/27の南日本新聞です。
以前も、SNSを使ったいじめ相談について、取り上げたことがありましたね!
https://blogs.mbc.co.jp/popo/7500
誰にも相談できない、これはとっても苦しいこと
たんぽぽパーソナリティーのえつこさん。いつも元気で楽しいトークですが・・・小学生時代は壮絶ないじめを体験したそう。
SNSの無い時代は、直接周りの人に助けを求めることしかできませんでした。
そのときに感じていたことは、「相談したくても、相談しているところを誰かに見られてしまったら、いじめがエスカレートしてしまうかもという不安から、なかなか相談できなかった」
今回、新聞で取り上げられていた「SNS(LINE)を使った若者向けの悩み相談」ですが、鹿児島県では一部学校を対象にした動きです。
本格始動までもう少し、早く「悩んでいる学生が誰でも相談できる」ようになってほしいですね。
長野県の“事例”で見えてくる「9月1日」
長野県では、昨年の9月にLINEを使った自殺相談を試行して、2週間で547件の相談があったそうです。
この数は、電話相談が一年間で受ける件数の倍だったそうです。
内閣府の自殺対策白書によると、18歳以下の自殺者を分析したところ、9月1日が最も多く、ついで9月2日、8月31日となるそうです。
この数字・・・本当に悲しい気持ちでいっぱいになりますね。
自殺をした子どもたちと“関係のないわたしたち大人”も、考えなければならない数字です。
夏休みは特に休んでいる期間が長いので、新学期を前に気持ちが沈んでしまうのかもしれません。
だからこそ、新学期を前に「SNSを使って悩みを相談する」という事は、今の時代にあっているのを感じますね。
鹿児島県内ので本格スタートが待たれます。
ラジオを悩み相談の場所に
中の人は、中学校の頃から“ラジオっ子”でした。
学校の悩みや部活の悩みを、リクエスト曲と一緒に大好きなラジオ番組に送ったりしていましたよ。
パーソナリティーさんに励まされ、大好きな曲がかかると「悩みを聞いてもらえた」という安心感を覚えました。
ぜひ、悩んでいる学生さん!気晴らしにラジオを活用してほしいです。
悩んでいることを文字にするとで、気持ちが少しだけ整理されますよ。そして、少しだけスッキリしますよ。
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SNS相談を行う団体
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194961.html
SNS相談を行う団体(13団体)(3月)のページより