さよなら、Twitterの認証バッジ
まずは4/19と4/21のMBCニュースから、Twitterに関する話題をご紹介します。
ツイッター“認証バッジ”20日削除?鹿児島県内利用者対応分かれる
MBCの名前の横にある青色のマークは「認証済みバッジ」と呼ばれるもので、利用者が本人(この場合はMBC)であることをツイッターが公式に認めたものです。
この「バッジ」が20日から消える可能性があり、利用者の間で波紋が広がっています。
(ニューズナウ 2023/04/19 放送)
ツイッター「認証バッジ」消える… なりすましに注意 県内自治体の対応は?
21日のMBCのアカウントを見ると、「認証済みバッジ」がマスク氏の表明通り消えました。
(ニューズナウ 2023/04/21 放送)
というわけで、ニュースにあるように、MBCの公式ツイッターとMBCニューズナウのアカウントの認証バッジが消えてしまいました。
鹿児島県内でも、鹿児島県・奄美市、市立美術館に、鹿児島出身のモデル・動画クリエイターのねおちゃんなどなど・・・公的なアカウントから著名人まで、イーロン・マスク氏のツイート通りに消えてしまいました。
認証バッジは「本物」の証拠だった
これまでの「認証バッジ」とは、Twitter社に申請し本人確認を経て「このアカウントは本物(本人)である」と認められ、はじめて表示されるものでした。
Twitter社が政府・著名人・企業に対して「このアカウントは公式です」と認証した証だったのです。
ということは、認証バッジがなくなってしまった今、同じ様に「MBC南日本放送」を名乗るTwitterアカウントが出てきたとしても、違いがわからないかもしれない。つまり、なりすましのアカウントが出てきてしまう可能性が高くなります。
「認証バッジのない公式」と「なりすまし」の情報、どう見分ける？
まずは、Twitterではなく公式のサイトを見るのが一番です。
MBCの場合は、MBCのHPにSNS一覧を掲載しているので、そこからアクセスしてもらうのが一番安心・安全だと思います。
同じ様に、著名人、政府、自治体の場合も公式サイトからアクセスして、フォローするのが「なりすまし」をフォローしないポイントだとおもいます。
認証バッジを手に入れる方法は？
じつは、MBCが認証バッジをゲットする方法があるんです。
MBCのような企業や自治体・団体は、月額13万5000円で「認証済み組織アカウント」の証拠である金色のバッジを購入することが出来ます。
また、個人でも月々980円の有料プラン「Twitterブルー」に加入することで、青色のバッジを表示することが出来ます。青い認証バッジをクリックすると「Twitterブルーのサブスクライブしております」と表示されます。
また日本では首相官邸のアカウントなど、Twitterが認める政府機関は灰色のバッジが付いています・・・が、この表示のルールは公にはなっていません。
バッジはなくなりましたが、140文字でつぶやくことは出来るので、MBC公式も、ニューズナウアカウントもこれまで通りにツイートしたいと思います。
