ととナビvol.159 ヒザラガイ その1

もうすぐ夏休み。磯遊びが楽しい季節です(暑過ぎですか?)

今日は、岩場を歩いるとあちらこちらで目にする「カメ・・・のようなもの」のお話です。

それは・・・ ヒザラガイ 。カメではなく貝の仲間です。

岩から外すとくるんと丸くなるので、鹿児島では「くいま」(車)と呼ばれています。

 

うわー😖 びっしり。。。

🙇🏻:私は子どもの頃よく川に魚採りに行っていたんですが、何回かに1回はカメが採れるんです。ちょうどヒザラガイくらいの小さな子ガメが。私はカメが大好きでしたので、カメが採れた日はもう、「テンションあげあげ」でしたね。

さすがに海ではウミガメを捕まえるわけにはいかないし…。ヒザラガイを見つけては、これがカメだったらなんていい事かと思っていましたよ。当時は残念なだけの存在で、これを食べるという発想はなかったですね。」

 

うへぇ~  アスファルトにガムがくっついて、それを誰かが踏んで靴の跡がついたのみたい・・・

 

🙇🏻:「でも、鹿児島にやってきてから、いろんな人に話を聞いて、各地でこれを食用にしているということを知りました。そこで、私も塩ゆでにして食べてみました。その結果を「食べる地魚図鑑」という本(ととナビの教科書)で紹介しているんですが、ずばり、5段階評価の1、つまり「おいしくない」という評価で掲載したんですよ。

でも、それは間違っておりました。最近、三島村役場の方とお付き合いさせていただいているんですが、その方によると、三島村ではおいしく食べているというわけですよ。そして、竹島在住の方が料理を作って下さったんですよ。私が作ったのとは全く別物でした」。。。。

 

 

うぇぇぇぇ~  左側のチューブみたいのが・・・😂

🙇🏻:「まずは茹で時間。ヒザラガイはやわらかくなるまでじっくり茹でなければなりません。私がやったように普通の貝のように短い時間だと、ぱさぱさで硬くてダメなんです。

ヒザラガイ料理の下処理は約1時間茹でるところから始まります。そうすると、身がとてもやわらかくなります。圧力鍋を使えばもっと楽なのかもしれませんね。

次に、内臓、周囲のざらざらの部分、そして背中にあるカメの甲羅のような板の部分を取り除きます。

この板は貝殻なんですね。貝ですからね。8枚あるんですよ。」  

おおおお~

 

いよいよ来週は食べるそうです・・・・・😰

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