今週の質問です。
「難関中学にいかせるつもりはありませんが、大学を出て就職先も決まらないということは避けたいです。
こういう場合は、いつから勉強をさせた方がいいですか」
この質問に対して、みちこ先生は、「難関私立と同じ小学1年生から、遅くても小学3・4年生から勉強をさせてください」と。
学校のテストでいい点を取っていると、「うちの子供はすごくよくできる」と思っている保護者がとても多いそうです。
え?いいのではと思いますが、小学校はクラス全員ができる事を目的にしているので、
低いレベルで収まっていると、いつもみちこ先生がおっしゃっていますが、それと関係があるんです。
今、日本は少子化の時代なのに、大学の数は増え続けています。
つまり、えり好みをしなければ、全員が大学に行けるんです。
勉強しなくてもいい状況を大人が作ってしまっているんです。
鹿児島県では83%近くの高校が定員割れをしています。
あまり勉強しなかった高校生も大学に進学できるのです。
なので、難関私立に行く行かないではなく、受験した子どもと同じレベルの学力を持って中学に進学することが重要です。
将来きちんと就職したければ、学校は勉強をするところですから、熱心に勉強するのが重要です。
ついつい楽をしようと思ってしまいますが、きちんと計画を立てて勉強をしていきましょう。