今年の冬にみちこ先生が幻冬舎から本を出されることになっています。
その中からいろいろと伺っています。
「子育て」と「子どもの教育」の違い。
私は今までその違いを考えたことがなかったのですが、
言われてみると・・・
「教える」という字が入っているかいないか。
みちこ先生はできれば「子どもの教育」という言葉を使って欲しいと。
「子育て」ではいけないと。
動物は本能のようなもので、子孫を残すために「子育て」をしています。
例えばシマウマは生まれてしばらくすると、ヨタヨタと立ちあがってライオンに追いかけれても
母親と一緒に走って逃げることができます。
自分の身を守るという本能はすごいですね。
でも、人間の子どもは歩くのに1年という長い年月が必要です。
言葉を発するのには更に1年くらいかかります。
人間の脳は生まれてから母親を中心とする周りの大人たちの愛情に包まれて
多くのことを経験し、教えられることで育っていくということです。
人間の子どもは、動物のように生きる術を生まれながらにして身につけることは
出来ないんです。
人間らしく生きるための勉強が必要です。
そして人間の脳には、能力を学習できる適切な時期があり、その時期を逃すと
その後いくら努力をしても限界があります。
それに必要な時期に使われなかった脳は消滅してしまうんです。
そうなると怖いですし、「子どもの教育」はとても大事ですね。
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