警戒レベルと避難情報「危険な場所から…」
今回は「警戒レベルと避難情報」について、キーワードを一つ取り上げてお伝えします。
こちらの表は、5段階の警戒レベルと、その時の状況、私たちに求められる行動、そして、市町村から発表される避難情報を表しています。
今回はこの表の中から「警戒レベル3」に注目します。
警戒レベル3は災害の恐れがある状況。求められる行動は「危険な場所から高齢者等は避難」。自治体から発表される情報は「高齢者等避難」という情報です。
この中から、今回は「危険な場所から」というキーワードを取り上げます。
「危険な場所から避難」ということは、「安全な場所からは避難場所に行く必要はない」ということを意味しています。
その際にとても大切なことがあります。まず、住んでいる場所や仕事場などが「安全な場所なのかどうか」を自治体から配られる防災マップやハザードマップで必ず確認しておくこと。
そして、防災マップで危険という表示がなかったとしても、周りよりも土地が低かったり崖が近かったり、用水路が近かったりなど、周辺に危険がないかを日ごろから気を付けておくこと。状況に応じて避難が必要です。
そして、停電や断水に備えて水や食料などの備えを十分にしておくことが大切です。
MBCでは、自治体から発表される避難の情報をテレビやラジオのほか、スマートフォンのMBCアプリ、テレビリモコンのdボタンを押してみることができる「データ放送」でお伝えしています。
ぜひ、dボタンをおして「データ放送」を、そしてMBCアプリをのぞいてみていただければと思います。