夢は再生した野球ボールで甲子園!

ポニー号から脇野です!
今日の中継は硬式の野球ボールの修繕をしている方々のところへお邪魔しました!

鹿児島市牟礼岡にある就労継続支援事業所合同会社Lian 絆 代表の宮慎一さんと桃北賢一郎さん、スタッフの上原淑子さん、木之瀬美津子さんです!
 
もともとは番組宛に送られた一通のFAXがきっかけ。
「職場で赤い糸で野球ボールを縫いながら毎朝モーニングスマイルを聞かせてもらっています。機械ではなく全部手縫いなんですよ。ぜひ遊びに来てください」
これは行くしかない!ということでお邪魔してきました
 

硬式野球ボールの修繕をしていた!

ただ野球ボールを作っているのではなく、少年野球チームや高校の野球部から古くなったボールを回収して皮や糸を張り替えて元のチームに返すという野球ボールの再生事業を行っているとのこと。
少年野球チームで監督をしていた桃北さんが、古くなった野球ボールでなにかできないかと考えていたところ県外には上記のようにボールの再生事業があることを知りました。福祉関係で働いていた宮さんといっしょに障がい者の自立支援ということでこちらの事業を立ち上げました。
 

どうやって修理をするの?


使われた野球ボールはこのように糸を取って、皮をはぎます(ものによっては糸だけを張り替える場合もあるそうです)。

規定の重さになるようにバランスにも注意しながら糸を巻いていきます。

ひょうたん型の皮を2枚、ボールに沿わせるようにして釘で仮止め。穴から赤い糸を通して縫っていきます。

できあがりは新品同様ピカピカで、糸の縫い目もとっても綺麗でした!
将来的には、このボールを使って練習したチームが甲子園にいってほしいという夢もお話していただきました!
 

中継を終えて

わたしも体験させていただきましたが、苦戦しました。
習得するのに2,3ヶ月かかるそうです。
でも、細かい作業大好きです。結構ハマってやり続けてしまいました。
修繕をしてくださった方の想いが詰まったボールは知らず知らずのうちに大きなパワーが宿っていそうだなあ。

関連記事一覧