交通ルールの基本!後部座席のシートベルト着用について!!
ポニー1号から薗田です♪
春になり、運転免許を取って自動車の運転を始めた方も多いと思うのですが、今日は改めて交通ルールの基本「シートベルト」の着用についてお話を伺うべく、鹿児島市南栄の交通安全教育センターにお邪魔しました!
お話を伺ったのは鹿児島県交通安全協会総務部渉外企画室・室長の本村昭一さん♪お写真はビシッとカッコいい感じですが、笑うと目尻がニッコリさがって、笑顔が素敵です♪
昨年末、新聞でも掲載されていましたが、「一般道での後部座席のシートベルト着用率」が全国平均が“38%”とされている中で、鹿児島県の着用率が17.5%と、全国でワースト1位になったんです・・・私も街の皆さんに簡単なアンケート調査を行ったのですが、「後部座席もシートベルトを着けなければならないのは聞いたことがあるけど、義務になっていたのは知らなかった」というお声が非常に多かったです。
改めて、後部座席のシートベルト着用についての交通ルールを伺いました!
高速道路・一般道路共に全席シートベルトを着用しなければならないと決まっていて、高速道路では後部座席に同乗者がいてシートベルトをつけていなかった場合、行政処分の点数が1点引かれることになっています。
(ちなみに、昨年の交通事故の件数は5834件、その中で怪我をされた方が6819名。交通事故によって亡くなった方が64名。その中でシートベルトを着けていなくて亡くなった方が14名いらっしゃったそうです。)
シートベルトをつけないと、3つの危険性があるそうです。その3つが、
・前の席や車の天井やドアに叩きつけらて前身を強打してしまう危険性がある。
・前の席の方に被害が及ぶ危険性がある。
・自身がシートベルトをしていない場合、窓や車の外へ放り出される危険性がある。
今回、分かりやすいように衝撃の強さを例えてもらったのですが、時速60キロで走っている車が壁に衝突した衝撃は、14mの高さから落ちるのと同じ衝撃だそうです。14mというとビルの5階、6階と同じぐらいの高さ。時速60kmは普通に運転していても出すスピードですよね?これが高速道路だったら更にスピードが出ているので、考えただけでゾッとしますね・・・
そういった衝撃、また事故の被害を少しでも軽減させる為にも、シートベルトの着用が大切になってくるのですが、具体的な対策としてはどのようなことができるのか、伺いました!
個人の対策としては
・運転手の責任として、助手席、後部座席に家族、知人、同僚等を乗せる場合にはシートベルトの着用を確認してから出発する。
(ちなみに本村さんは、ハンドルを握ったらすぐにシートベルトをしめるようにしているそうで、また同乗者のシートベルトをしめる“カチッ”という音を全員分確認してからエンジンをかけているんだとか!日々の小さな習慣の積み重ねが大切ですね♪)
事業所の対策としては、今回、県内で3つの会社にモデル事業所となってもらいシートベルト全席着用を推進してもらうそうですが
・朝礼時にシートベルトの着用を促す。
・営業等に出る際に同僚や上役の方が同乗する場合にはシートベルトを着けてもらうよう呼びかけをする。
などがありました。
(本日10日に、“シートベルト全席着用推進モデル事業所指定書交付式”があり、県内の広くに事業所を通じてシートベルトを着用してもらえるよう呼びかけを行ってもらうそうです!)
街の皆さんにアンケートを行った際に対策についても伺ったんですが、何より多かったのが「運転主に同乗者を思いやる気持ちがあれば、自然と声を掛けできるはず!」という意見で、また、「お父さん、お母さんなら、子どもを守ろうという気持ちがあるから必ずつけさせるはず!」という意見もありました。
私も毎日、ポニー号を運転するので、交通ルールに関しては気を付けている方だと思っていましたが、後部座席に乗ることが少ないのもあり、後部座席のシートベルト着用率がこんなに低いことも知らなくて、交通ルールに関する意識・知識が足りなかったと感じました。一人一人の意識が何より大切です!皆で心がけていきましょうね!!