風力発電を“守る”
南九州市にある頴娃風力発電所。
この風力発電を見守っているのが、豊島メックです。
株式会社 豊島メック・代表取締役 中西斉隆さん
「再生可能エネルギー、風力発電やメガソーラー発電のメンテナンスを行っている会社で、今は開発の方も同時に進行しています。
風力発電は月1回の月次点検、それと1年・3年・5年の定期的な年次点検を、チェックシートがありましてそれに基づいて点検作業をやっております。
高所作業になりますので外からドローンを使って不良な箇所を見つけて後から補修するというようなこともやっております。」
豊島メックは、風力発電のメンテナンスを行う会社です。
県内にとどまらず全国各地で、その技術を発揮しています。
代表取締役 中西斉隆さん「最上部にも同じような計器がありますのでそういったものの点検作業をやっております。」
地上から約65メートル
メンテナンス事業部 主任 池水竜也さん
「基本これは危なくないですよ。(作業中は)自動制御で動かないように。それと道具袋を使って物が落ちないように工夫はしています。」
細心の注意を払い、安全第一に作業を行っているそうです。
およそ20年
メンテナンスをすることによってどのくらい稼働できるのでしょうか?
代表取締役 中西斉隆さん
「およそ20年ほどですね。その間に風車も大型化したり性能がよくなってきているので、20年後に建て替えをやっていくという流れですね。
風雨にさらされていますので塗装が剥げたりとかさび付いたりとか、そういうのを見逃すとタワー全体の損傷が大きくなって危険なことになりかねないので日頃からの定期点検が必要になってくる。」
るる’s eye
風力発電などのクリーンなエネルギーも、“守る”人たちがいるからこそ、再生可能なんだということが分かりました。
再生可能エネルギーの拡大を目指す
「風力発電機のメンテナンスを通じて、再生可能エネルギーの拡大を目指して、そして地球温暖化防止のための貢献を果たしてまいります。」