訪ねたのは、冨士屋あめでお馴染みの「冨士屋製菓」。
明治19年創業、いも飴一筋の県民にはおなじみの会社です。
地域の資源を活かし輸送コストを抑えて、CO2削減につなげる
から芋あめに使用するさつま芋は、本社から35km圏内でとれたものを使用しているそうです。地域の資源を活かしているだけでなく、輸送の際に排出されるCO2を抑えることもできています。
リサイクルフィルムを使用し廃棄物を削減
100年以上変わらない製法で愛され続けている「から芋あめ」ですが、最近少し、リニューアルしたそうです。
代表取締役社長 小野卓也さん
「ペットボトルのリサイクルフィルムを採用し、個包装せずに昔ながらの伝統ある形でリニューアルしました。」
バリア性の高いフィルムによりフードロスの削減
個包装ではなくチャック付の袋になった「から芋あめ」。品質の維持が気になりますが・・・。
代表取締役社長 小野卓也さん
「バリア性の高い、ペットボトルのリサイクルフィルムを採用することで、従来の袋より飴が溶けにくくなりました。フードロスにもつながっていると思います。」
るる’s eye
からいも飴をつくる過程ででた芋のかすは、家畜のえさとして活用していくことを検討しているそうです。
伝統を伝える
代表取締役社長 小野卓也さん
「子どもたちの食育と、個包装を減らし環境に対応した商品づくりをしながら、伝統を伝え続けてまいります。」