いろは歌

いろは歌「み」(41番目の歌)

今日は、いろは歌の41番目の「み」の歌をご紹介します。

道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

まず、言葉の意味から。

  • 「道にただ」の道とは、正しい道のことです。
  • 「身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ」とは、十分に思いを決める、つまり「決心せよ」という意味です。

道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

歌の意味です。

大切なこと、重要なことに当たる場合、それを解決するためには、覚悟を決めることが肝心である。
即ち、物事を成し遂げ、成功するためには、相当の決意・覚悟が必要で、その決心がつけば、神様もたすけて下さるに違いないと歌っています。


道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

この歌 あなたの明日のお役に立てれば幸いです。
では、今日も、鹿児島のこの言葉でお別れしましょう。また明日。毎日めにっごわんそ!

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