いろは歌

いろは歌「み」(41番目の歌)

今日は、いろは歌の41番目の「み」の歌をご紹介します。

道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

まず、言葉の意味から。

  • 「道にただ」の道とは、正しい道のことです。
  • 「身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ」とは、十分に思いを決める、つまり「決心せよ」という意味です。

道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

歌の意味です。

大切なこと、重要なことに当たる場合、それを解決するためには、覚悟を決めることが肝心である。
即ち、物事を成し遂げ、成功するためには、相当の決意・覚悟が必要で、その決心がつけば、神様もたすけて下さるに違いないと歌っています。


道にただ 身をば捨てむ(ん)と 思ひとれ かならず天の たすけあるべし

この歌 あなたの明日のお役に立てれば幸いです。
では、今日も、鹿児島のこの言葉でお別れしましょう。また明日。毎日めにっごわんそ!

いろは歌「め」(40番目の歌)前のページ

いろは歌「し」(42番目の歌)次のページ

関連記事

  1. 薩摩の教え

    西郷が遺した漢詩「早起開扉望桜峰」・「武村卜居」

    西郷南洲遺訓に続き、今週は、西郷さん自身が詠んだ「漢詩」をご紹介してき…

  2. いろは歌

    南さつま市立 川畑小学校

    この番組では、これまで菩薩日新公ぼさつじっしんこうが作った「いろは歌」…

  3. 薩摩の教え

    郷中教育29

    今週も薩摩の青少年教育「郷中教育」についてご紹介しています。昨日は…

  4. 薩摩の教え

    郷中教育の歴史~島津義秀さんのお話②

    今週は、郷中教育の成り立ちについて、加治木・精矛くわしほこ神社の宮司を…

  5. いろは歌

    いろは歌「に」(4番目の歌)

    きょうは、いろは歌の「に」をご紹介します。似たるこそ 友としよけれ …

  6. 薩摩の教え

    郷中教育17

    昨日お話したように、幕末、薩摩とイギリスの間に入って様々な便宜を図った…

PAGE TOP