1月10日(木) ととナvol.237 コトヒキとヒメコトヒキ
先週は亥年にちなみ「いのこ」と呼ばれるシマイサキの話でしたが、
今日はまだほかにもいるシマイサキの仲間をご紹介しましょう。
その1つ、コトヒキ。
鹿児島ではシマイサキよりもこっちのほうが多いんだそう。
「白っぽい体に黒い帯があって、何気なく黄色が入って・・・、これってやっぱり阪神タイガースですよね。」
シマイサキとちがい、コトヒキは黒い帯が弓のように湾曲しているのが特徴です。大きさはどちらも同じくらいですが、中には50㎝くらいのものもいるそう。
さらに別の種類では・・・ヒメコトヒキ。
体にある帯がまっすぐで、コトヒキよりも全体的に黄色が強い感じです。
「これは夏の産卵期に獲れた個体で、産卵前の卵がぎっしり入っていましたよ~。」
日本にいるシマイサキの仲間は、先週紹介したシマイサキと、今週のコトヒキ、ヒメコトヒキの3種が一番多いそう。
身がしっかりしていて、塩焼き↓(コトヒキ)も刺身↓↓(ヒメコトヒキ)も、脂があってもちもちしてて最高です。ヒメコトヒキは煮付けでもGOOD!。
「コトヒキと私の共通点は阪神タイガースのファンだということなんですけど、じつはコトヒキと恵津子さんにも共通点があるんですよ。何だかわかりますか?」
???
「恵津子さんはしゃべるのが仕事ですよね。コトヒキもしゃべるんですよ(声帯があって「あいうえお」ってしゃべるわけではないですけど)。
うきぶくろを使って「ぐーぐー」となく。(!!)
でも、これだけではないんです!
コトヒキは「琴弾き」。その美しさこそがコトヒキと恵津子さんの共通点!」
なんですよ~、みなさん。