ととナビvol.148 アサリ
もうすぐゴールデンウィーク。潮干狩りなんていかがでしょうか?
・・・・というわけで、今日は潮干狩り界のSTAR、 アサリ のお話です。
必ずと言っていいほどお店にならんでいるアサリ。皆さんは、その産地を確認してみたことありますか?
たぶん熊本産が多いと思います。
どこにでもいるイメージがあるアサリですが、残念なことに、鹿児島県内では今は天然のアサリを採る漁業がないんです。
ところで、アサリには2本の管がありますが、あれを水管といいます。人間の鼻の孔👃🏼と同じように呼吸に使うんですが、片方が詰まってももう片方で呼吸ができる私たちと違って、アサリの場合、2本の管(孔)はそれぞれ役割が違うんです。1本は水を取り込む入水管、もう1本は水をはき出す出水管なんです。
太くて先端に毛のようなものがたくさん生えたほうが入水管。そして、細くて短い方が出水管です。
呼吸だけではなく、ここからエサを取り込んで、排泄もするんです!。
つまり、入水管からプランクトンや有機物を取り込んで、出水管からいらないものをはき出すんですね。
そして、アサリはこれらの水管の働きで水をきれいにもしてくれるんですよ。ありがたいですね~。
またアサリにはベロのようなものもあり(足です)、これを器用に使って砂に潜ります。アサリなだけに浅いですが。。。🙃
ところで、アサリといえば、大事なのが砂抜き。
潮干狩りの際には海水をペットボトルに入れて持ち帰るといいですよ。もしも海水がなければ3%くらいの濃度の食塩水を作ればOK。水1リットルに塩を30グラムくらいの割合ですね。暗い場所で数時間(寒い時期なら一晩くらい)砂を吐かせてあげましょう(おいしく食べるために・・・😝)。
定番は貝汁。
あと、酒蒸しやワイン蒸しもいいですねぇ・・・
🙇🏻:「わたしなら、あっさり100個くらいは食べられますよ・・・。」
😔
皆さん、ゴールデンウィークはぜひ潮干狩りに出かけましょう。そして、採った貝はおいしくいただきましょう!