ととナビvol.391 オオセ

今年のととナビは今日が最後。毎年のことながら一年って早いですね。。。

ところで今年は年でしたが、今年最初の回は天然のブラックタイガー(日本語の名前はウシエビ)が採れた!!ってお話でした。

そして去年の最後の回は、去年の干支・ねずみに因んで、「ネズミフグ」のお話でした。

覚えていらっしゃいますか?(恵津子さんはもちろん、覚えていませんよ~)

そして、今年の最後を何で締めくくろうか…?と考えた結果、大富先生が選んだのは「サメ」。

・・・ ? ? ?(そのこころは??)

大富先生:「私は今、南大隅町の佐多岬の近くで行われている定置網の漁獲物と、同時に漁獲されても海に捨てられている未利用な魚の調査をしています。先日の調査では、捨てられる魚の中に、おもしろいものが1匹いましたので、今日はそれを紹介しましょう。」

それは、テンジクザメ目オオセ科のオオセ。 茶色っぽい、少し芸術的な模様のサメです。(上から見るとサメっぽくない形をしてますよね)

実は、オオセは大富先生が、ずっと手に入れたいと思っていた魚。実物を見たことも、食べたこともなかったそうです。それがついに手に入ったというわけ。大きは、全長103cm、重さは7㎏もありました。

大富先生:「生まれて初めてオオセを食べました!「サメなんて食べられるの?」なんて言っている人は、そろそろ改めましょう。新鮮なサメにはおいしいものがたくさんいるんです。ゆでぶかもおいしく食べられますしね。」

先生が作ったのは、刺身とから揚げ。刺身は脂ののりが少なくて味がいまいちでしたが、から揚げはふわふわで甘みがあってとてもおいしかったそうです!

学生さんたちも、ゆでぶかと煮付けとフライを作りました。(どれもやわらかくて甘みがあって、くせもなく美味しかったそう)

そう、オオセはとてもおいしい魚だったんです。

ここで問題です!

次回、来年の一回目のととナビのネタはなんでしょうか?(アレしかないですよね・・・多分)

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

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