ととナビvol.341 ニギス

先月、カゴシマニギスという魚を紹介しましたよね(名前に「カゴシマ」がつく「かごしま深海魚研究会」の定める鹿児島の「うんまか深海魚」の一つで、売り出し中のアイドル深海魚である…というお話)。

こちらが カゴシマニギス 

ところでそのカゴシマニギスには「親戚」がいます。全国的にはそっちの方が有名。名前は、 ニギス です。☟

 

カゴシマニギスに似ていますが、より尖った感じ。見分けるポイントは口。ニギスは上あごよりも下あごの方が長くて(うけぐち)、カゴシマニギスはその逆で、下あごよりも上あごの方が長いんです

 

ニギスも深海魚で、駿河湾では「めぎす」と呼ばれています。

大富先生的には、ニギスは日本海というイメージ。そして、鮮魚というよりは加工品(干物)というイメージなんだそう。

数は少ないですが、たかえび漁の網に入る(でも鹿児島では全く水揚げされることはなかった)こともあり、少しずつ手に入れては干物や塩焼きでたべていたそう。。。

しかし、この度念願かなって、お刺身を食べることができました!

 

作ってく下さったのは、「かごしま深海魚研究所」の一つである、「貴宝丸」の大将。

カゴシマニギスとよく似た食感で、上品な甘みがあって、味も良かったそうですよ~。

皆さんも食べてみたいですよね?

ぜひ、のぼりを目印に、「かごしま深海魚研究所(お店)」を訪ねて味わってみて

くださいね!

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