ととナビvol.268 親子で冒険!かごしまの海2019 ②

7月27日に行われた鹿児島大学水産学部の公開講座「親子で冒険!かごしまの海」。
先週は、24名の親子の皆さんが、鹿児島大学水産学部で大富先生の講義を受けてから南星丸に乗船、船長さんが船の説明をしてくださったところまでご紹介しました。
今日は甲板におりて、水深220メートルの深海に下ろす網の見学をしているところからご紹介しましょう。。。
網の説明をする土井准教授
網の名前はLCネットといい、網の口が海の中で縦方向にも横方向にも大きく開くよう、網の口の上部には浮き、そして下の方にはおもりが、水の力で横に広げるカイトというものがついているそうです。

ずんずん奥へと進むと・・・

お魚になった気分?
網の奥にいるのは指宿からお母さんと参加した小学2年生・頼人(らいと)くん・・・
網の目は、大きすぎて魚が逃げ出したり、小さすぎてゴミが詰まってしまったりしないくらいの大きさにしてあるんだそう。子供達も魚になった気分で大喜び…
それにしても、網の色って、そういえば赤ですけど、そういう理由(海の中では赤が目立たない)があったんですね。。。

さあ、この網を海に投入して15分かけて海底に沈め、しばらく網をひいておよそ一時間後、巻き上げた網の中にはどんな生物がいたのでしょうか・・・
網であがってきた魚たちを、学生やスタッフの皆さんがマンボウ班、トビウオ班のみんなに、トレイに入れてもってきてくれました。

ちょいキモ…の生き物もいましたが(笑)、初めて見る珍しい深海魚に子供達も興味津々。
マルヒウチダイ、オオメハタ、キュウシュウヒゲ、ナミアイトラギス、アイアナゴ、ニセツマグロアナゴ・・・・説明してくれてるのは水産学部4年生の菊池祐太さん

目で見て触って、口の中を覗き込んで…と大盛上がりetc.

・・・ということで、今日はここまで。
来週は今日は出て来なかったあの錦江湾海底の主役の(大富先生が大好きな)あのエビの登場です。
おたのしみに~

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