ととナビvol.308 ヒライソガニほか
先週は、海づり公園で釣りエサに使ったカニ、そして私たちも食べたカニ、イソガニを紹介しました。バケツの中でワシャワシャ動いているやつを。
海づり公園公園の主、「かみさま」の許しを得て、釣りエサのカニを食べることができたんですが、私はしっかりとバケツの中にいるたくさんのカニを全て調べました。そうしたら、イソガニの他に、3種類のカニが。
まずは、ヒライソガニ。甲がイソガニよりも平べったいカニ。イソガニは雄のハサミのところに白っぽい袋がありますが、ヒライソガニにはない。
次は、ケフサイソガニ。雄のハサミには毛が生えている。
そして3つめがタカノケフサイソガニ。ケフサイソガニよりも、さらに毛がふさふさ。写真(3-5)を用意しましたが、ハサミを外側から見れば一目瞭然ですね。
これらのカニたちは、いっしょに暮らしているんですね。ミクロなスケールで見た生息環境やエサなどが違うんでしょう。そんな生態学的なことにも興味がわきますね。
このたび、海づり公園の主こと「かみさま」と上園さんが釣りエサ用に採ってきてくれた4種類のカニが私のエサになりました。全部素揚げで食べましたけど、イソガニがいちばんおいしくて、あとは似たり寄ったりのような気がしました。イソガニはじんべえの大将が料理し、残りは私が自分で料理したので腕の違い?
でも私としては、まだ食べていなかったカニを4種類も食べることができたので良かったです。海釣り公園のロケのいちばんの収穫はそれだったかもですね。