2022年の気をつけるべきサイバー犯罪とは?
2021年のサイバー犯罪の傾向は?
ノートンライフロック(セキュリティ製品のノートン)が発表した、今年一年の「サイバー犯罪の“トレンド”振り返り」と「来年2022年のサイバー犯罪のトレンド予測」を紹介したいと思います
実際、今年のサイバー犯罪の傾向はどんな物があったのか。
偽サイト等に、個人情報を入力させ盗み取る・・・「フィッシング詐欺」が増加傾向!
10月には世界全体で、前年同月比の278%を記録!振り返ると、デジナビでも一年を通して「フィッシング詐欺」について紹介する機会が多かったですよね。
サイバー犯罪にもコロナの影響
デジナビでも紹介しましたが「ワクチンを優先的に受けられる」であったり「2回目の特別給付金」また、在宅ワークが定着して宅配サービスの利用が増加したことによる「宅配業者を騙るショートメッセージ」などもありました。コロナ禍に乗じた、詐欺気をつけたいですね。
また、先日紹介した「サポート詐欺」エラー音や、エラーメッセージが表示され、ニセのサポートセンターに電話をするように促したり、高額なサポート料を請求したり、中には言葉巧みにソフトをインストールさせて、リモート操作で中のデータを抜き取るなど。こちらも、パソコンに触れる機会が多くなったことも影響しているかもしれません。
来年2022年のサイバー犯罪のトレンド予測
来年は・・・「仮想通貨を狙うサイバー犯罪」
この1~2年で仮想通貨ってコトバを皆さん耳にする機会が増えたと思うのですが、「はじめてみようかな」や「ちょっと興味があるな」そんな時期だからこそ初心者をターゲットにしたサイバー犯罪が増えるのでご注意ください。
次に、「人工知能や機械学習を活用したサイバー犯罪」
音声や映像データから特定の人のフェイク音声や映像を作る「ディープフェイク」という技術が犯罪に活用され始めています。
たとえば、えつこさんの声のデータを使って、えつこさんになりすまして・・・などなど。
技術が進んで本物との区別が難しくなるからこそ、増えるのでは?と言われています。
最後に「デジタルシフトに便乗するサイバー犯罪」
これは、コロナ禍で急速に「デジタル」にふれる機会が皆さん増えたと思います。
ワクチンの予約やマイナンバーカードの登録など、なにかとネットで済ますことも多くなりました。
これから、GoToキャンペーンの再開、デジタルワクチンパスポートなどが進んだ場合、例えば「デジタルワクチンパスポートの登録をサポートします」であったり「給付金をネットで使えるポイントで先に給付します、希望する方はコチラ・・・」などなど、デジタル化が進んだからこそ、そこに便乗する犯罪も増えるので注意しましょう。