接触確認アプリ「COCOA(ココア)」って本当に役に立つの?

リスナーさんからのお便り「COCOA(ココア)って本当に役立つの?」

厚生労働省のCOCOAのホームページでは、8月11日現在の利用者数は1205万件ダウンロード「陽性登録件数」も確認することができます。※ちなみに現時点で165件

陽性の登録はあくまで利用者が自主的に協力することになっています。

また、地域によっては陽性者の方が登録するための、処理番号の発行に時間がかかる場合もあるので、毎日1000人を超える陽性者の状況を見ると、登録数は少なく感じるかもしれません。

ダウンロードの壁になる「セキュリティー面の不安」

プライバシーが守られるのか、セキュリティーは大丈夫なのかなど不安に感じてダウンロードにつながらないのが現状です。
COCOAはブルートゥース機能を使って「概ね1メートル以内で15分以上の接触があったか」を記録する仕組みになっています。
名前や電話番号などの個人情報を入力する必要はありません。

※GPSなどの位置情報を使ってはいないのですが、AndroidのスマホでCOCOAを使っている方は、スマホの仕様でブルートゥース機能を使うために位置情報をオンにしないといけません。
もちろん、位置情報を含めた個人情報は守られています。

COCOAのメリット

自分がコロナに感染した場合「濃厚接触者に知らせることができる」

職場や家庭など連絡ができる人以外の、“たまたま濃厚接触者”となってしまった人へ通知を出すことができる、また自分が通知を受けることができるのは、感染拡大防止の面でもとても大切です。
そのためには、多くの人に「COCOA」のダウンロード・登録をしてもらうことが大切です。

たとえば、「コロナの疑いがある症状」が出た場合、通常であれば、かかりつけ医やお住いの地域の保健所、帰国者・接触者相談センターに電話ですることになりますが、身近な人間関係で陽性者の方がいなかった場合「濃厚接触の可能性」を説明することが難しいです。

この時、もし自分も陽性者の方もCOCOAを利用していて登録をして、濃厚接触の通知が届いたら、検査の受診や保健所のサポートを早くうけられる場合もあります。
COCOAに対する不安や「本当に意味あるのかな?」と、思われる方もいるかも知れませんが、このタイミングでダウンロードするのもいいかもしれません。

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