ととナビvol.358 キビナゴ①
みなさんは、鹿児島と言えばどんな魚を思い浮かべますか??
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頭の中に「コレ」が浮かんだ方、多いでしょうね。。。コレです。
そう、キビナゴ。
キビナゴはニシン目ニシン科、つまりイワシの仲間。大きさは、わずか10cm程度。
「鹿児島の魚」と思われがちですが、分布域は結構広くて、南日本から東南アジア、インド洋、紅海、そしてアフリカ東部の沿岸域にもすんでいるんだそうですよ。
とはいえ、キビナゴはやっぱり鹿児島。郷土料理にも欠かせない存在です。
ところで皆さんはこのキビナゴをよーく観察したこと、ありますか?
半透明の体の中央に、太い銀色の帯。その帯の背中側の縁は青いんですね(海を泳いでいるときは背中側が青色、おなか側が銀色で帯は見えないんです)。
そして、おはだつるつるのイメージがありますが、本当はちゃんとうろこもあります(私たちがふつうに見るキビナゴはうろこがとれた後の姿なんですよ)。
こんな風に泳いでいる姿を見られたら、それはうろこ付きのキビナゴなんですけど。。。
ところで、キビナゴってどんな方法で獲られていると思いますか? それは来週お話ししましょう。