ととナビvol.215 コツノテナガエビ

先週のととナビではエビの体のつくりをお勉強しましたね。

・・・でも、最初のアリの絵が強烈すぎて、おなかの部分はいくつに分かれているかを忘れてしまった皆さんも多いかもしれません😥

覚えていますか? …そう、つですよ、よろしくおねがいしますね😔。

さて、それでは今週のお話です・・・

 

🙇🏻:「先日、屋久島の安房小学校と安房中学校で授業をしてきました。安房の子どもたちは普段から海で泳いだり魚を捕ったり、自然の中で遊んでいるそうです。本当に理想的な、本来あるべき子どもたちの姿ですね。遊びの中から学ぶことは教室で学ぶことよりもずっとたくさんありますからね。」

ホントですね・・・

 

🙇🏻:「で、学校での授業のあとに川に行ったんですよ。

洗濯に行ったわけではないですよ。🤔

エビを捕りに行ったんですよ。🙄 

大富先生は、屋久島環境文化財団の方と共同研究をされているそうですよ。

それにしても涼しげですね~。

宮之浦岳は九州で一番高い山。山が多くて雨がよく降るので、海に流れ出る河川がたくさんあるんです。

その川にすんでいるテナガエビやヌマエビの仲間について、分布や生態を調べ、九州本土の同じ種と生態の比較をしようという研究をしているんですって。

 

🙇🏻:「川のエビは何種類もいるんですが、流れが速いところを好む種がいれば遅い流れを好む種が、そして、どこにでもたくさんいる種もいればとてもめずらしい種も。。。

山が高くて結構急こう配な地形の屋久島は、川の水の流れが速く、速い流れを好む、

コツノテナガエビというエビがいるんです。」

 

テナガエビの仲間は手が長い(特にオスは顕著)んですが、このコツノテナガエビは雄も雌も手がそれほど長くないんだそう。体長は8㎝くらいです。

 

🙇🏻:「今回、このエビを生まれて初めて食べることができました。から揚げで。はやりテナガエビの仲間はおいしいですね。香ばしくて😋。昔は貴重なタンパク源だったと思いますけど、最近は川のエビを捕って食べるという習慣はほとんどないでしょうね。」

🍺おねがいします!!

🙇🏻:「屋久島といえば、山や屋久杉、陸上の植物に目が向けられがちですけど、海にはトビウオ類をはじめとするいろんな魚がいますし、川にもたくさんエビや魚がいます。水の中の世界にも目を向けていただきたいですね。」

 

ととナビでは、これからもいろんな川の生き物も紹介していきますからね✌🏻。

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