放送日:2018.8.6
(B型肝炎についての街角インタビューより)
リポーター:B型肝炎という病気をご存知ですか?
女性①:輸血とかが原因でなる病気?
男性①:昔の注射の回し打ちですよね
女性②:血液で感染する病気ですかね?
リポーター:ご自身がB型肝炎かどうか、健康診断でチェックできることをご存知ですか?
女性③:知っています。健康診断で検査しました。
男性②:チェックしています。
女性④:妊娠したときに検査した気がします。
男性③:健康診断で診てもらいました。
【平松弁護士の解説】
B型肝炎訴訟のきっかけとなったのは、幼少期に受けた集団予防接種などで注射器が連続使用され、それによりB型肝炎ウイルスに「持続感染」した人々が国に対して賠償金を求め、集団訴訟を起こしたことが始まりです。結果、国は責任を認めて、被害者の方には給付金が支給されるようになりました。
B型肝炎は大きく2つに分けられ、一過性の感染で終わる「一過性感染」と、6ヶ月以上感染が続く「持続感染」があります。持続感染している方は、慢性肝炎や肝硬変、肝がんを発症する場合がありますので、まずはご自身がB型肝炎ウイルスに感染していないかどうか、健康診断などでチェックされることが大切です。