【放送日】2017年12月11日
ショートストーリー(父と娘の会話から)
娘:ねぇお父さん、知ってた?
B型肝炎ウイルスに感染していると、国からお金がもらえるんだって
父:うん、そうみたいだね
娘:だから私の会社の先輩も、「俺、B型肝炎の患者だから、お金もらえるんだ」
って言っていたよ
父:う〜ん・・・
娘:どうしたの?
父:給付金は誰でもかれでも、もらえるんじゃなかったような・・・
娘:えっ!?どういうこと?
父:確か条件があるって聞いたことがあるよ
娘:条件?どんな?
父:それを今思い出そうとしているんだけど、忘れちゃった!
【平松弁護士の解説】
B型肝炎の給付金を請求するにはいくつか条件があります。昭和16年7月2日から、昭和63年1月27日までの間に出生していて、B 型肝炎ウイルスに持続感染している方です。
その他にも基本合意書に定められた要件をみたす必要があります。しかし非常に複雑ですので、まずはこの2つに該当する方は弁護士にご相談ください。
ちなみに上記の要件は、集団予防接種によって直接感染した一次感染者の要件です。
一次感染者の母親から母子感染した二次感染者の方も給付金を受け取ることができます。
こちらも要件がありますので、まずは弁護士にご相談ください。