今週は、24日の十五夜を前に、名月の話です。
今の暦で9月の満月が中秋の名月。
その年、初めて収穫した穀物、野菜、果物などを満月にお供えしました。
月は欠けても満ちてくるということから大事にされたんだそうです。
十五夜には芋や枝豆をお供えするのもそこからなんですね。
では、9月の満月が「十五夜」、その次の日16日の月が「十六夜」、
17日の月を「立待月」、18日の月を「居待月」、19日の月を「臥待月」、20日の月を「更待月」といい、
10月の13日が十三夜です。
月を美しいと思う気持ちは、日本人が本来持っている美意識なんでしょうね。
番組では、そんな月を詠んだ俳句をいくつか紹介しました。
たまには空を見上げて、月を愛でる余裕を持ちたいですね。
今年の十五夜は是非「秋の七草」を飾りましょう。
そして、月を見上げてみてくださいね。
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