はじめての郷土料理

つあんつあん

「つあんつあん」は鹿屋地域の郷土料理で「落花生の入った炊き込みご飯」のこと。
明治の始めに垂水の新城地区で栽培が始まった落花生。
「つあんつあん」という名前の由来は、落花生の五目煮をごはんに混ぜたものをおにぎりにして、お昼ごはんにしていたことから、「昼飯(ちゅうはん)」が変化して「つあんつあん」と呼ばれるようになったそうです。

協 力:NPO法人 霧島食育研究会
レシピ:千葉しのぶ理事長

材料

材料(作りやすい分量)
分量
乾落花生
60g
2合
もち米
1合
本みりん・薄口しょうゆ
各大さじ2
《かつおだし》
 
かつおぶし
5g
500cc
 
 
豚もも肉(ブロック)
100g
にんじん・ゆでたけのこ・ゴボウ
50g
干しシイタケ
4枚
大さじ1
本みりん・薄口しょうゆ
各大さじ1
さやいんげん
3~4本
適量

作り方

1

干しシイタケは1カップ(200㏄)の水につけて戻し、軸をとる。(戻し汁はとっておく)

2

乾落花生は1日水に浸して、ややかために下ゆでする。

3

かつおだしをとり冷ましておく。干しシイタケの戻し汁とあわせ、500㏄にしておく。

4

米ともち米は合わせて洗い、炊飯器に入れ、だし汁にひたす。

5

豚もも肉、にんじん、ゆでたけのこ、シイタケは1センチ角に切り、ゴボウはささがきにする。

6

鍋に油をひき、豚もも肉と野菜類を炒める。本みりん・薄口しょうゆ(各大さじ1)を加え、火からおろす。

7

炊飯器に本みりん・薄口しょうゆ(各大さじ2)を加えて混ぜ、炒めもの・落花生を入れて炊く。
★米と具材は混ぜないこと!

8

炊きあがったら全体を混ぜ、蒸らして器に盛り、塩ゆでし斜め切りしたさやいんげんを散らす。

ポイント

  • 乾落花生はややかために下ゆでする
  • 炊飯時、米と具材は混ぜない