はじめての郷土料理

しんこだんご

薩摩川内市のソウルフード、「しんこだんご」をご紹介します。
薩摩川内市では「ちんこ団子」と呼ばれ親しまれています。「ちんこ」とは「小さい」という意味から来ているそうです。

本来のしんこ団子は、ゆでた団子を串にさし、醤油だれをつけてあぶるのですが、今回はご家庭向けに作りやすくしたアレンジレシピです。

協 力:NPO法人 霧島食育研究会
レシピ:千葉しのぶ理事長

レシピ(8本分)

材料
分量
上新粉
100g
白玉粉
40g
120㏄
濃口醤油
大さじ3
砂糖
大さじ1と1/2
竹串
8本

作り方

1

上新粉と白玉粉をボウルに入れ混ぜ、水を加えて混ぜよくこねる

2

こねた生地を8等分にしたあと、それぞれをさらに5等分にする。
※ちんこ(ちいさな)団子なので小さな団子にする

3

沸騰した湯で丸めた団子を茹でる。団子が浮いてきたら冷水で表面のぬめりをとるように洗い、ザルにあける。
※冷水で洗うことで表面のぬめりが取れつるつるになり、お団子もきゅっと引き締まった、もちもちとした食感になる

4

フライパンに濃口醤油と砂糖を入れて火にかけ、沸騰させる

5

沸騰したら火を弱め、その中に団子を入れて全体に絡まるように炒りつける

6

汁気がなくなったら団子を5個ずつ竹串にさし、グリルなどで焦げ目をつけたら完成

ポイント

  • 「ちんこ(小さな)」だんごなので小さめの団子にする
  • ゆであがったら、冷水にとりぬめりをとる⇒お団子が引き締まり、もちもちとした食感に!
  • 《バーナーがある場合》バーナーでサッとあぶると程よく焦げ目がつく