プロ技レシピ

錦秋風呂吹きかぶら蒸し 菊花餡掛け

シェフならではのアイデア料理をご紹介。

今回は、城山ホテル鹿児島 割烹思水料理長 長崎 雄二さんです

錦秋というのは、小さく仕立てた野菜などを彩りよくちらし、秋の風情を器に盛り付けるメニューです。
菊の花を散らした餡をかけてより秋らしく楽しめるひと品です。

材料(2人分)

材料
分量
かぶ
2コ
ズワイカニ身
2本(カニ缶でも可)
銀杏
4コ
松茸(しめじでも可)
1/2
さばき百合根
10枚
三つ葉
2本
柚子
少々
卵白
2コ分
カニ味噌(缶詰)
20g
食用菊
少々
少々
うまみ調味料
少々
昆布だし
500cc(かぶを茹でる用)

材料
分量
かつお出汁
144cc
薄口醤油
小さじ2
みりん
小さじ2
上白糖
少々
水溶き片栗粉
少々

手順一覧

1

かぶは皮をむき縦半分にする。半分は昆布だしでやわらかく茹でる。もう半分はすりおろし、キッチンペーパーを敷いたざるで自然に水気を切る

2

ゆでたかぶの真ん中にくぼみをつけ、そこにほぐしたカニの身とカニ味噌を合わせた物をつめる。

3

卵白をメレンゲにし、水気を切ったカブと合わせる。※ここでしっかりと卵白を泡立てる。

4

カットした銀杏、松茸、百合根、三つ葉を混ぜ合わせ、塩などで味を調える。※さっくりと混ぜメレンゲの泡がつぶれないようにする。

5

かぶの上に合わせた材料をのせ、蒸し器でメレンゲが固まるまで蒸す。※大体3分間ぐらい

6

銀餡の材料を合わせ、食用菊を入れて、水溶き片栗粉でとろみをつける

7

器に盛りつけて、餡をかけて柚子をあしらいできあがり

ポイント

  • 卵白はしっかりと泡だてておく
  • メレンゲの泡がつぶれないようにさっくりと混ぜ合わせる