はじめての郷土料理

ふっのだご

「フッ」は、よもぎのこと。よもぎには、邪気を払う神聖な力があるともいわれ、桃の節句に草餅を作る由来とも言われています。今回は、霧島市国分に伝わっている、さつまいもを加えて作るレシピをご紹介します。

協 力:NPO法人 霧島食育研究会
レシピ:千葉しのぶ理事長

ふっのだご

表コンテンツ

材料
分量
さつまいも
200g
もち米粉
100g
よもぎ
30g
あん
120g
きなこ
大さじ2

手順一覧

1

あんは4等分し、丸めておく。

2

若い葉のよもぎは、1リットルの沸騰した湯に小さじ1の塩を入れ、1分茹で水にさらす。少し大きくなった葉は塩の代わりに重曹を加え、2分ほど茹でる。その後、細かくたたくか、フードプロセッサーにかける。

3

さつまいもの皮をむき1センチ幅に切る。水にさらし、蒸し器で柔らかくなるまで蒸す。

4

蒸したさつまいもをボウルに移し、熱いうちにもち米粉を混ぜる。はじめは、木じゃくしなどで混ぜ、あら熱がとれ手で触れるくらいになったら、手に水をつけながら全体の粉っぽさがなく、一塊になるようにこねる。

5

蒸し布かクッキングシートを敷いた蒸し器の大きさに広げて、強火で15分蒸す。

6

ボウルに移し、よもぎを突き混ぜる。4等分し、あんこを包む。きな粉はかけるか、まぶす。