「いちご」
2019年になり、最初の山口プロモーションです。テーマは「いちご」。きょうが1/5“いちごの日”ということでこのテーマにしました。青たくらしく、たくおさんの大好きなダジャレです。今年もよろしくお願いいたします。1/1からモーニングスマイルも月曜日・火曜日担当することになったのですが、番組にはいちご農家さんから「いちごの出荷しました」というメールをいただいていました。
いちごの季節になりますね。いちごは身近なくだものですが、奥が深いですよ!
そもそもいちごとは・・・
いちごはバラ科の多年草です。野生種の歴史は古く石器時代には採取され食べられていたようです。また、日本で栽培されるようになったのは1900年頃、つまり日本での歴史は100年くらいなんですね。栽培はビニールハウスが中心で、ハウスの中ではミツバチたちが受粉の手伝いをしてくれています。いちごが店頭を飾るのは12月後半(クリスマスの頃)から2月頃ですが、旬を迎えるのは3月から4月の春です。クリスマスや年明けに需要が高まることからハウス栽培の技術の向上や品種改良がなされ冬にも食べることができるようになっています。主な産地は栃木県、福岡県、熊本県です。 また、私たちがいちごとして食べているのは果実ではなく「花托(かたく)」の発達した花の一部です。果実はいちごにある粒のひとつひとつが果実なんだそうですよ。
いちごの品種
いちごの品種はおよそ50種類あるといわれています。(細かく分類するとさらに増えてくるそうです)「旅ぐるたび」や「じゃらんnet」「るるぶ.Com」によりますと鹿児島県内にはこれからご紹介するような品種のいちごが栽培され、いちご狩りも楽しむことができます。
「とちおとめ」
とちおとめは比較的整った円錘形で、大きく、日持ちもよく、酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。香りも収穫後間もないものは甘く強い香りが立っていて、現在、東日本のシェアNo.1の品種です。
「さつまおとめ」
さきほど「とちおとめ」をご紹介しましたが、鹿児島には「さつまおとめ」といういちごがあります。大きくて、糖度が高く、酸度がやや低いため甘味が強いのが特徴です。
「あまおう」
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字を取り、あまおうといいます。名前の通り大きく赤くてつやが良くふっくらとしていて、糖度が高いのが特徴です。
「さがほのか」
大きさは比較的大きめ、ややスリムな円錐形をしています。鮮やかな赤色でつやがあり、果実全体にしっかりと色付いています。中心部の空洞はできにくく詰まっているものが多いです。そのままケーキなどにトッピングすると美しいとのことです。
「紅ほっぺ」
長円錘形でかなり大きく、果実の中まで赤く、果心部分も赤い色をしているのも特徴です。やや固くしっかりとした食感があります。甘みだけでなく酸味とのバランスも良くコクがあります。
「章姫」
章姫(あきひめ)は白いいちごもあることでも有名です。赤い章姫と白い章姫があります。やや柔らかめで、赤い章姫も白い章姫も中はほんのりと桜色をしています。
「淡雪」
こちらも白いいちごで、鹿児島県で生まれました。淡雪(あわゆき)は志布志市の山下さんによって育成された白いちごの品種で、「さがほのか」の変異株とされています。やや縦長の円錐形で、少し大き目となっています。酸味は少なめです。
いちごの品種は新しいものがたくさん出てきています。最後にご紹介した「淡雪」以外にも桜色や白い色のいちごもありますし、
大人の手のひらほどの大きさの特大いちごも数多くあり、主に贈答品として人気となっています。
また、いちごは世代交代の早いくだものでもあるそうです。いちごの季節ですのでこれからは食べ比べなどしてみたいと思います。